鉄道技術展のドライアイス洗浄機
2023-10-30 06:00:01
鉄道技術展で注目!グリーンテックジャパンのドライアイス洗浄機が革新的な清掃技術を披露
鉄道技術展で環境配慮型洗浄技術が話題に!グリーンテックジャパンのドライアイス洗浄機
2023年11月8日から10日にかけて幕張メッセで開催された第8回鉄道技術展。数多くの企業が出展する中、三重県津市に本社を置くグリーンテックジャパン株式会社が、環境に配慮した革新的な洗浄技術を搭載したドライアイス洗浄機とドライアイスクリーナーで注目を集めました。
ドライアイス洗浄:環境と効率性を両立
グリーンテックジャパンは、ドライアイス洗浄機の国内リーディングカンパニーとして知られています。同社が提供するドライアイス洗浄機とドライアイスクリーナーは、従来の洗浄方法とは異なるアプローチで、鉄道車両の整備や清掃における課題解決に貢献します。
作業時間の大幅短縮と精密機器への対応
ドライアイス洗浄は、高圧洗浄機のような水を使用しないため、水が使えない精密機器の洗浄にも対応できます。また、洗浄剤を使用しないため、環境への負担も軽減されます。さらに、従来の方法と比較して作業時間を大幅に短縮できるのも大きなメリットです。
独自の洗浄原理:瞬間冷却と昇華の力
ドライアイス洗浄の原理は、ブラスト力ではなく「瞬間冷却による熱収縮力」と「昇華による体積膨張力」にあります。ドライアイスが対象物に当たると、瞬間的に冷却され、付着物が収縮します。同時に、ドライアイスは昇華して体積が膨張し、付着物に圧力を加えます。この二つの力が合わさり、頑固な汚れも効果的に除去します。
展示会での注目ポイント
鉄道技術展では、GT-110Mドライアイス洗浄機と新型ドライアイスクリーナーGT-22が展示されました。会場では、洗浄デモンストレーションを実施し、その効果を多くの来場者が見学しました。洗浄映像をモニターで紹介することで、ドライアイス洗浄のメカニズムや効果を分かりやすく説明しました。
環境への配慮:CCUSを活用したカーボンニュートラルへの取り組み
グリーンテックジャパンは、地球温暖化対策にも積極的に取り組んでいます。CO2排出量削減のための世界的取り組みであるCCUS(Carbon Capture, Utilization, and Storage)技術を活用し、工場の排出ガスから回収したCO2を原料とするドライアイスを使用することで、環境負荷を低減しています。リユース品の洗浄を通して、カーボンニュートラル社会と循環型社会の実現に貢献しています。
多様な実績と今後の展望
グリーンテックジャパンは、鉄粉、赤錆、グリス、土埃、砂、髪の毛、衣類の埃、皮脂など、様々な付着物の除去にドライアイス洗浄が効果を発揮してきた実績を持っています。鉄道業界のみならず、幅広い分野での活用が期待されています。
まとめ
グリーンテックジャパンのドライアイス洗浄機は、作業効率の向上、環境への配慮、精密機器への対応という三拍子揃った画期的な洗浄技術です。鉄道技術展での展示を通して、その技術は多くの関係者の注目を集め、今後の更なる発展が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社グリーンテックジャパン
- 住所
- 三重県津市大倉19番1号
- 電話番号
-
059-223-0188