CO2ゼロの宿泊体験
2025-06-26 13:31:13

スーパーホテル、宿泊時のCO2排出をゼロにする取り組みを開始

スーパーホテルが「CO2実質ゼロ泊」を実施



株式会社スーパーホテルは、国内174店舗で展開する宿泊施設において、宿泊に伴うCO2排出を完全にオフセットする「CO2実質ゼロ泊」を導入しました。この取り組みは2025年1月から全店舗で開始され、6月20日に行われた評価会での「サステナブル★セレクション2025一つ星」受賞に繋がりました。

「CO2実質ゼロ泊」は、宿泊時に利用する電力をCO2フリーの電力に切り替え、水道やガスの使用によって発生するCO2を完全にオフセットすることで実現されています。この努力により、年間600万泊弱の宿泊利用に対し、24,000トンのCO2排出削減が期待されています。これは国内の大規模チェーンホテルとしては初の取り組みとなります。

スーパーホテルの持続可能性への取り組み


スーパーホテルは長年にわたり、環境負荷の低減を目指した活動を行ってきました。その前身となる「ECO泊」は2010年から提供され、宿泊に伴うCO2をカーボン・オフセットする仕組みを導入。さらに、2011年にはその活動が評価され、「エコ・ファースト企業」として環境大臣からも認定を受けました。

スーパーホテルの経営品質本部 サステナビリティ推進室の担当者は、以下のようにコメントしています。
「『CO2実質ゼロ泊』は、宿泊時のCO2排出量をゼロにする取り組みで、全宿泊者を対象にした初の試みです。私たちは2010年から、特定の宿泊者向けにカーボン・オフセットを推進してきましたが、これを全ての宿泊者に拡大しました。お客様と共に持続可能な未来を築き、観光業界全体の脱炭素化をリードしていきます。」

「サステナブル★セレクション」の意義


この「サステナブル★セレクション」は、株式会社オルタナと一般社団法人サステナ経営協会による共催で持続可能な理念に基づいて開発された製品やサービスを評価し推奨する取り組みです。選定基準としては、環境や人権、健康への配慮、さらには国内外の格差是正に寄与することが求められます。「一つ星」はその製品やサービスによる持続可能性を評価するものです。

スーパーホテルの取り組みが評価されることにより、ほかの企業にもサステナビリティを意識したビジネスモデルが促進されることが期待されます。

企業プロフィール


株式会社スーパーホテルは「Natural, Organic, Smart」を理念とし、健康で環境に配慮したライフスタイルを提案する宿泊施設を全国に174軒、海外に1軒(ミャンマー)運営しています。業界で唯一、環境保全の取り組みが認められ、行政から「エコ・ファースト企業」として認定されています。地域活性化や次世代支援などのSDGsにおいても精力的に活動しています。

公式サイト: スーパーホテル
SDGsの取り組み: SDGsについて
SDGs REPORT 2024: 報告書


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会社情報

会社名
株式会社スーパーホテル
住所
大阪府大阪市西区西本町1-7-7CE西本町ビル
電話番号
06-6543-9000

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