ジンベイGenOCRの新機能が業務を変える
ジンベイ株式会社が、同社の生成AI-OCRサービス「ジンベイGenOCR」についての画期的な機能追加を発表しました。この新機能では、読み取り結果をリスト形式とテーブル形式の二つのスタイルで表示できるようになり、データの確認が格段にスムーズになりました。
導入の背景
最近、OCR(光学式文字認識)を用いて文書のデジタル化を行う企業が増えてきましたが、読み取ったデータの確認には多くの手間がかかります。特に、非定型の帳票や複数の項目が含まれる書類の確認には「どの項目が正確に読み取られているのか」「どの位置にその情報があるのか」といった作業が複雑です。
ジンベイGenOCRでは、こうした課題を解消するために新たにリスト形式とテーブル形式での結果表示機能を追加しました。これにより、視認性が向上し、レビューや修正の手間を大幅に軽減しつつ、読み取り精度も向上させることが可能になります。
追加された主な機能
1. リスト表示
リスト形式での表示では、読み取った項目が整理され、行単位で確認できるため、特に申請書や伝票など、沢山の項目が存在する場合には、その利便性が際立ちます。効率的に確認作業を進められるようになるでしょう。
2. テーブル表示
テーブル形式の表示は、原本のレイアウトに従った形で情報を表示するため、元の書類との突合が容易になります。レイアウト依存の強い帳票の場合でも、文脈を把握しやすくするために非常に役立ちます。
3. 複雑な帳票への対応
この新機能では、自由記述欄や非定型帳票、さらには複数明細のような複雑な構造の帳票にも対応しています。視覚的に読み取り精度を確認できるため、従来のOCRでは対応が難しかった書類も扱いやすくなります。
将来の展望
さらに、ジンベイは今後の開発において、ユーザーの業務フローに基づいた表示カスタマイズ機能や、エラー箇所をハイライトする機能を追加し、さらなるチェック性の向上を目指しています。ジンベイGenOCRは、これまで人間の目に頼っていた帳票の確認業務をAIとUXの力で革新していくことを目指しています。
ジンベイGenOCRについて
ジンベイGenOCRは、ジンベイが独自に開発した文字認識AIを用いており、従来のOCR技術では困難だった手書き文字や非定型フォーマットのデータを高精度でデジタル化することができます。手作業で行っていた単調なデータ化業務を、このサービスに任せることで効率化を図ることが可能となります。
ジンベイ株式会社の概要
ジンベイ株式会社は「働くを変える」というミッションを掲げ、最新の生成AI技術を活用し、業務のデジタル化を進める事業を展開しています。同社の提供する生成AIエージェントは、過去のデータや社内外のコミュニケーション情報を活用し、生産性向上と企業成長のツールとして申し分ない機能を提供します。
法人名:ジンベイ株式会社
所在地:神奈川県横浜市
設立:2024年5月24日
事業内容:AI・システム開発、業務コンサルティングなど
連絡先:
[email protected]
会社HP:
ジンベイ株式会社