大阪・関西万博で体験する月面重力『Moon Gravity Experience』が夏季期間中に毎日開催

月面重力体験『Moon Gravity Experience』が大阪・関西万博で楽しめる！

2025年4月から大阪で開催される予定の「大阪・関西万博」では、JAXAによる常設展示ブースにて、体験型インタラクティブコンテンツ『Moon Gravity Experience』が登場します。このプロジェクトは、最先端の技術を駆使した体験型デジタルコンテンツを手がけるビービーメディア株式会社のプロジェクトチーム『TECHPLA』が設計を担当しています。

月面重力を体感！

『Moon Gravity Experience』では、地球の重力のおよそ1/6という月面の重力を全身で感じることができます。特に目を引くのは、幅10m・高さ3mという巨大なLEDカーブビジョンです。この画面上には没入感のある月面が広がり、体験者の動きが宇宙飛行士のアバターと連動する仕組みになっています。

来場者が「なげる」「ジャンプする」「もちあげる」といったジェスチャーを実行することで、月面の重力下での反応をリアルタイムで体験でき、多様なアクションが体感できるのです。たとえば、投げる距離やジャンプの高さが操作に応じて変わり、そのたびにスポーツの世界記録や身近な物のサイズといった情報が表示され、重力の違いをより具体的に理解することができます。さらに、複数の人が同時に動くと特別な演出が楽しめる仕掛けも組み込まれています。

幅広い視聴者に向けて

このプロジェクトの目指すのは、月面の重力という特殊な体験を直感的に楽しめる形で提供することです。実際の動作を伴うことで、知識だけでなく身体的に重力の違いを感じることが可能になり、学びにつながる要素が盛り込まれています。また、ピクトグラムやアニメーションを使ったユニバーサルなUIデザインを採用しているため、誰でも迷わずに参加でき、車椅子の方でも楽しめるようなインクルーシブな構成が特徴です。

このように、エンターテインメント性と教育を融合させた体験として、訪れる人々に宇宙や月に対する興味や好奇心を喚起することを狙っています。

開催情報

『Moon Gravity Experience』は、2025年4月13日から10月13日までの期間中に開催されますが、特に2025年7月21日から8月31日までは毎日体験可能です。開場時間は、一般入場ゲートが9:00、JAXA企画展示の開催時間は10:00〜21:00です。

タイムスケジュールや詳細な情報は公式X（https://x.com/expo2025_jaxa）で確認することができます。準備にあたって、何らかの変更が生じる可能性があるため、最新情報をチェックして出かけてください。さらに、特設サイトや公式Instagramも併せてご覧になり、色々なコンテンツを楽しみに来てください。