ALS創薬の支援
2022-02-19 07:07:00

キーヴィットが神奈川発ALS創薬を支援し米国展開を加速

神奈川県発ALS創薬を支援するキーヴィット



日本のバイオテクノロジー企業、キーヴィット・サイエンティフィック(以下、キーヴィット)が、神奈川県川崎市を拠点にするスタートアップ、Jiksak Bioengineering(以下、Jiksak)の米国におけるALS創薬活動を支援することとなりました。この連携は、Japan External Trade Organization(JETRO)New York神奈川デヴィジョンの協力によって実現されました。

Jiksakの取り組み


Jiksak Bioengineeringは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする神経難病の治療が可能な世界の実現を目指しています。具体的には、ヒト神経作製技術や神経オルガノイド作製技術、人工シナプス形成技術に基づいており、これらの技術を駆使して運動神経と骨格筋の結びつきを改善するための創薬研究を進めています。これにより、ALSに苦しむ多くの患者に新たな希望を提供することが期待されています。

キーヴィットの役割


キーヴィットは、フィラデルフィアを拠点にライフサイエンス分野で活躍する多くの機関やALS支援団体と連携し、Jiksakの米国におけるビジネスの基盤を築くためのサポートを行います。具体的には、フィラデルフィアの非営利団体であるUniversity City Science Centerからも全面的な支援を受けることが決まっており、アメリカ市場での展開を加速させるための力強い助けとなるでしょう。

Jiksakの期待


JiksakのコーCEO、湯本法弘氏は、「キーヴィットの星場さんの経験や情熱は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。ALS治療が実現する技術や製品を早急に社会に還元するため、キーヴィットの支援のもとで動き出せることを楽しみにしています。」とコメントしています。彼は、米国展開に向けた一歩を踏み出すことができたことに感謝の意を表しています。

星場氏のビジョン


一方、キーヴィット・サイエンティフィックの星場勉代表は、「神奈川県発のバイオベンチャーであるJiksak BioengineeringがALSを治療するための力となることができればと考えています。日米での産官学連携を通じて、ALS治療に寄与していく所存です。」と語っています。彼のリーダーシップのもと、キーヴィットは新たな道を切り開いていくことが期待されています。

結論


キーヴィットとJiksakの連携は、日本の最先端のバイオ技術が米国市場に進出するための重要な一歩となります。ALSを含む神経難病の治療を目指す新たな挑戦に、ぜひ注目していきたいと思います。今後の具体的な成果が期待される中、多くの患者とその家族に希望をもたらすことができるでしょう。

会社情報

会社名
Kievit Scientific LLC
住所
2 Bala Plaza, Suite 300, Bala Cynwyd, PA 19004 USA
電話番号

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