バーバリーのクリスマスツリー2025年モデルがついに公開
ロンドン・メイフェアの世界的に有名なホテル、「クラリッジズ」で、バーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ダニエル・リーが手がけた2025年のクリスマスツリーが披露されました。このツリーは2025年11月25日から、伝統とクラフトマンシップが息づく特別なホリデーのシンボルとして取り上げられています。
高さ5メートルの美しいクリスマスツリーは、ヴィクトリア朝時代の「絆」を象徴するリボンで装飾されており、これらのリボンは全てバーバリーの余剰ファブリックを利用して作られています。また、ツリーにはイギリスの自然からインスパイアされた野生の植物や、スコットランドの国花アザミが施されています。これは、バーバリーのカシミアスカーフの生産地であるハイランド地方との連携を表現しています。色使いや素材感は、イギリスの美しい風景をホテルのロビーで再現するようなデザインが特徴です。
ツリーを飾るのは、バーバリーのアイコニックな「馬上の騎士」をデザインのヒントにした真鍮製のベルや、英国の吹きガラス職人による手作りのオーナメントです。頂上には金色のクラウンが鎮座し、その足元には大型のチェスピースやブランケット、クッションが設置され、バーバリーの伝統とウィットが見事に調和しています。ダニエル・リーはこのツリーについて、次のように述べています。「クラリッジズは、入る瞬間から自宅のように温かさで迎えてくれる場で、英国のエレガンスと伝統の象徴。それゆえ、このクリスマスツリーのデザインを任されたことを筆舌に尽くしがたい光栄に思っています。ツリーは“伝統とつながり”をテーマにしており、鮮やかな色彩と質感でホリデーシーズンの喜びを表現しました。」
加えて、クラリッジズのマネージングディレクターであるトーマス・コックスもこの特別なイベントにダニエル・リーを迎えられることを喜びにしており、「クリスマスはクラリッジズにとって一年で最も重要で魔法の季節。バーバリーの世界観に浸っていただけることを願っています」と語っています。
バーバリーのホリデーディテール
クラリッジズの館内には、バーバリーによるホリデーディテールが施されており、ドアマンが身に着けるバーバリーチェックのスカーフ、特別仕様のエレベーターにはチェック柄のソファやクッションが配置されています。また、客室のキーも特別デザインされています。
クラリッジズ・バーでは、バーバリーにインスパイアされた特製カクテルが提供され、チェック柄のコーンに包まれたスイーツワゴンが登場し、ホリデームードを盛り上げます。さらに今年限定のオーナメントとして、クラリッジズのベルボーイのテディベアがトレンチコートとスカーフを身にまとった手描きのガラスボールが300個限定で販売されています。
バーバリーフェスティブポップアップ
施設内1階には、バーバリーのアウターウェアやスカーフを揃えた特別なポップアップショップがオープンしました。ロビーのクリスマスツリーと絡めた世界観が魅力的で、「スカーフバー」ではカシミア、シルクツイル製の多種多様なスカーフが展示されています。また、ギフトシーズンに向けて厳選されたアウターウェア、レインウェア、ニット、レザーグッズなども揃い、ホテルの入口にはポップアップと連動したウィンドウディスプレイも展開されます。
クラリッジズについて
ロンドン・メイフェアにあるクラリッジズは、優れたイングリッシュスタイルと伝統、洗練されたサービスで知られるホテルです。アールデコの傑作とも称されており、皆が愛するアフタヌーンティー、カクテル、そしてダイニングまで多彩な体験を提供しています。111年を超える歴史を持つこのホテルは、常に新しい価値を生み出し続けています。
バーバリーについて
1856年に創立されたバーバリーはロンドンを拠点とするラグジュアリーブランドで、特に撥水性に優れたギャバジン素材がアイコニックです。現在も、ダニエル・リーの下で「タイムレスな英国のラグジュアリー」を体現しており、ブランドの象徴的な「馬上の騎士」は守護と革新の精神を表しています。ロンドン証券取引所に上場するバーバリーは、その革新性と伝統を結びつけながら未来へと進想し続けています。