知育アプリ実験
2024-09-10 14:13:19

ウズベキスタンでの実証実験:知育アプリ「スクール版シンクシンク」の可能性

ウズベキスタンでの知育アプリ実証実験



株式会社デジタル・ナレッジは、2024年5月から7月にかけてウズベキスタンのタシケントで「スクール版シンクシンク」の実証実験を実施しました。このプロジェクトは、ワンダーファイ株式会社と共に行われ、教育環境におけるアプリの導入効果を探る試みです。

実証実験の概要


実施期間中、子ども向けの算数教室で「スクール版シンクシンク」を活用しました。授業の初めと終わりにアプリを使用し、学習効果を測定しました。アプリならではの特徴として、問題の種類やレベルを自由に選択でき、プレイ回数に制限がない点が挙げられます。また、ダッシュボード機能により、教室ごとの進捗状況を把握することが可能です。これにより、教育現場のニーズに合わせたカスタマイズが行えるため、汎用性が高くなっています。

学習意欲の向上


教師へのアンケート結果からも、「子ども達が楽しそうに取り組んでいる」との声が多く寄せられました。多くの教師が、長期的にこのアプリを使用することで、算数の成績向上にも期待を寄せています。このことから、「スクール版シンクシンク」は単なるアプリではなく、教育手法の一環としての重要な役割を果たす可能性が高いと言えます。

海外展開に向けての取り組み


デジタル・ナレッジは、ウズベキスタンにおけるビジネス展開を続け、さらに多くの教育機関に「スクール版シンクシンク」を導入していく方針です。また、海外展開を考える教育機関向けに、詳細な市場調査や実証実験の支援も行っています。これにより、日本の教育システムを国際的に広める役割を果たしていくことを目指しています。

ワンダーファイ株式会社について


ワンダーファイは、世界中の子どもたちに「知的なわくわく」を提供するための教材やアプリを開発しています。特に「シンクシンク」というアプリは、150ヶ国で300万人以上の子どもたちに利用されており、国際的な算数大会の問題制作に携わるなど、教育分野での影響力が大きい企業です。彼らは、STEAM教育の重要性を信じ、様々な教材を通じて思考力の育成に貢献しています。

まとめ


「スクール版シンクシンク」の実証実験は、教育現場におけるテクノロジーの可能性を示しています。今後、在籍生徒の成績向上や学習意欲の増加が期待される中、デジタル・ナレッジとワンダーファイがどのように教育の未来を形作っていくのか、その行方に注目です。実証実験の成果を基に、さらなる展開が進むことを期待しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社デジタル・ナレッジ
住所
東京都台東区上野5-3-4eラーニング・ラボ 秋葉原
電話番号
03-5846-2131

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