阿武の鶴酒造が新たな日本酒をリリース
山口県阿武町に位置する阿武の鶴酒造が、セブン‐イレブン限定で「みよし 純米大吟醸 生酒」を発売することが発表されました。この新しい日本酒は2025年1月29日から、山口県内のセブン‐イレブン店舗でのみ入手可能です。
阿武の鶴酒造の歩み
阿武の鶴酒造は創業から125年の歴史を持つ酒蔵で、その名は六代目である三好隆太郎氏の手によって再び脚光を浴びることになりました。34年間もの休蔵を経て、彼はこの酒蔵を再生させ、その後の多くの国際的なコンペティションで受賞を果たしています。たとえば、スペインでのCINVEでは三好Greenがゴールド、三好Blueがシルバーを獲得し、イタリアのMILANO SAKE CHALLENGEでも高評価を得ています。
これらの受賞は、阿武の鶴酒造の品質と技術の高さを証明するものであり、現在では日本国内外で広く認知されています。
新作「みよし」誕生の背景
「みよし」は、阿武の鶴酒造が「新しい時代の日本酒造り」というテーマのもとに開発された日本酒です。この名は「商い」「製造」「原料」の3つの良きものを象徴しており、まさに地元の魅力を結集した作品です。「美味しい」とシンプルに感じてもらえるように工夫を重ね、開発には多くの試行錯誤があったといいます。特に、全国のセブン‐イレブンと連携を取りながら、地域活性化をも目指したのです。
味わいと特徴
この新しい日本酒の原料米には、地元産の厳選された契約酒米「山田錦」を使用しています。精米歩合は50%、アルコール度数は全体とおなじく15度です。その香りは南国を彷彿とさせるもので、フルーティで軽やかな口当たりが特徴です。冷酒や常温で楽しむことができるため、幅広いシーンでの味わいが期待されます。特に、瞬時に「美味しい」と感じられるような仕上がりを目指しているとのことです。
おすすめの飲用シーンは、セブン‐イレブンでのおつまみとともに楽しむこと。手軽に美味しさを体験できるのが魅力です。
発売記念キャンペーン
さらに、発売を記念してプレゼントキャンペーンも実施される予定です。300mlの「みよし 純米大吟醸 生酒」が抽選で3名に当たるチャンスがあります。応募方法は、X(旧Twitter)またはInstagramの公式アカウントをフォローし、該当の投稿をリツイートまたはいいねするだけ。これは2025年2月1日から3月1日まで行われる予定です。
まとめ
阿武の鶴酒造の情熱と地元の魅力が詰まった「みよし 純米大吟醸 生酒」。そのおいしさをぜひ現地で楽しんでみてはいかがでしょうか。酒造りの伝統と新しい取り組みが一つになった、貴重な逸品です。