ホットリンクのAI活用
2025-05-14 11:30:25

ホットリンクが示したAI活用の進化とその実態とは

ホットリンクが示したAI活用の進化とその実態とは



SNSマーケティング支援を手がける株式会社ホットリンク(証券コード:3680)は、2025年4月に行った社内調査の結果を発表しました。この調査は、生成AIツールの業務内での活用状況を把握するためのもので、ホットリンクがAIを業務にどう組み込んでいるかを示しています。これまでの調査は2024年4月からスタートし、5回目となる今回は、AIの導入がどのように社員の日常業務に影響を与えているかを緊急に分析しました。

1. AI活用の全体像



ホットリンクは、AIが企業活動やサービス構造そのものを革新する時代に向け、業務へのAI導入を段階的に進めてきました。自社のSNSマーケティング支援においても、AIを取り入れることで効率が上がり、社員一人ひとりのスタイルにも変化が生じています。これらの変化に応じて、AIを特定の先進ユーザーから組織全体で日常的に活用される状態にすることを目指しています。

この調査を通じて、業務へのAI定着度や活用範囲の広がりを確認することができました。調査結果によると、AIの導入が進むごとに、業務効率化が顕著に実感されているようです。ホットリンクはAI導入を5つのフェーズに分けて整理しており、現在は「業務にAIを組み込む」というフェーズを達成。今後は業務フローに最適化したAIエージェントの設計を進めていく予定です。

2. 調査の概要



この調査の対象はホットリンクの正社員と契約社員で、有効な回答数は115名。調査は2025年4月8日から14日までの期間にアンケート形式で実施されました。以下に主な結果を示します。

(1)業務におけるAIサービスの利用頻度



社員の約74%が「毎日(週に5回以上)」AIツールを利用していると回答。前回の2025年1月の調査結果を大きく上回る数値となりました。また、週に3回以上利用している社員は全体の95%以上に達し、業務におけるAI利用が日常化していることが実証されています。

(2)利用による効果



業務の効率向上に関して、「ある程度向上している」と答えた社員が52.6%に達しました。前回調査から少し減少したものの、「大幅に向上した」という回答も33.3%に増加し、AIの効果が着実に表れています。

(3)業務時間の短縮



AI導入によって業務時間が「ある程度短縮できた」という回答が53.6%を占め、前回の46.5%から増加しました。特に「大幅に短縮できた」という意見も12.8%に達し、AI活用が業務効率化に寄与している様子が伺えます。

(4)ポジティブな効果の具体例



社員はAIの導入で、具体的に「Slackでのトーン調整」や「マクロの自動生成」、さらには「新領域開拓の初動支援」など多岐にわたるメリットを実感しています。また、思考支援や心理的な安心感をもたらすとも語られています。

(5)ネガティブな効果



一方で、出力の正確性に対する不安や試行錯誤の必要性、誤字脱字の見落としといった懸念も浮き彫りとなっています。こうしたフィードバックを受け、ホットリンクは全社的な取り組みを進めています。

3. 今後の展望



執行役員の大野俊太郎氏は、AI活用が企業文化の一部に根付く中、コミュニケーションのスタイルが変化し、「AIを使う」を超えた次のステージへと進化している様子を明らかにしました。今後は業務フロー全体の効率化を図り、非連続的な成長を実現するための施策を進める意向を示しています。

ホットリンクのAI活用に関する詳細は、公式サイトのブログ記事やプレスリリースで随時更新されています。生活者の声を活かしながら、企業活動に役立つデータ分析を通じて、さらなるビジネスの効率化と発展を目指しているのです。

もっと詳しい情報は公式サイトこちらから


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会社情報

会社名
株式会社ホットリンク
住所
東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
電話番号
03-6261-6930

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