ISMS運用の効率化を実現したタクミ商事の挑戦と成果
タクミ商事株式会社の成功事例
電子部品や半導体を扱う専門商社、タクミ商事株式会社(東京都新宿区)は、最近行ったISMS運用の改革によって、驚くべき成果を上げています。同社は株式会社SecureNaviが提供するISMSやPマークのオートメーションツール「SecureNavi」を導入し、これまで約50種類存在した文書関連の業務をほぼ排除することに成功しました。これにより、運用にかかる工数は従来の約10分の1にまで減少しました。この改革は、ISMSの本来の目的である適切な運用を実現させるものでもあります。
課題に直面したタクミ商事
タクミ商事は、2021年にISMS認証を取得しましたが、その後すぐに新しい規格への改訂が迫り、従来の運用方法では対応が難しいという新たな課題に直面しました。従来のプロセスでは、WordやExcel、紙媒体を利用しての運用が主流であり、約50種類もの文書を管理していました。その結果、管理作業に多大な時間とリソースが必要とされ、社内で認証維持を諦めるべきかという懸念が広がっていました。これらの問題を解決するために、タクミ商事はISMS運用の見直しを決定し、より効率的な体制の構築を目指しました。
SecureNaviによる運用のデジタル化
総務部長の荒古氏と伊勢原センターの追立氏は、導入当初、膨大な文書をシステムに移行することに対して不安を覚えていました。しかし、過去の方式にこだわらず、ISMSのデジタル運用を実現しようと「SecureNavi」の導入を試みました。この新しいツールの導入により、以下のような主要な効果がもたらされました。
1. 必要十分な運用への転換
タクミ商事は、ISMS認証に必要な最低限の運用と、自社独自の詳細なルールとの整理を進めました。この結果、ISMS認証維持に必須ではなく、過剰な文書とルールの整理・削減が図られました。
2. 運用工数の削減
SecureNaviの文書自動作成機能により、これまで50ファイルにわたる規定や手順書の作成義務がほぼ不要となりました。その結果、運用に関わる全体の工数は約10分の1に削減されました。
3. スムーズな更新審査への対応
新規格への移行を伴う審査では、SecureNaviを利用し、審査員に必要な情報を簡単に共有することができました。このため、必要な書類を探し回る物理的な手間が省かれ、スムーズな審査が実現されたのです。
タクミ商事のコメント
タクミ商事の総務部長、荒古氏は、「SecureNaviの導入がなければ、ISMS認証の維持をあきらめていたかもしれない」と語りました。運用移行に悩みもあったものの、実際に運用が始まると、その効果に自信を持てるようになりました。文書作成の手間がなくなり、ISMSを適切に運用する本来の目的に集中できる環境が整ったのです。また、伊勢原センターの追立氏は、ISMS認証の取得や運用に不安を感じている企業に、「SecureNaviがあれば計画的に運用が進められる」と強調しました。
会社概要
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タクミ商事株式会社
設立:1976年
本社:東京都新宿区
事業内容:電子部品・半導体専門商社として、多品種少量・地域密着を強みとし、購買集約、加工、EMSまでワンストップで提供。
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SecureNavi株式会社
設立:2020年
サービス:ISMS・Pマークオートメーションツール「SecureNavi」の提供など。
タクミ商事の成功事例は、ISMS運用における新たな可能性を示すものとして、他の企業にも多大な影響を与えることでしょう。特に、中小企業にとっては実用的で頼りにできるツールとして、「SecureNavi」という選択肢が広がることを期待しています。