ヤマモリのハラル認証
2024-08-22 13:24:16

ヤマモリが業務用タイフード5商品にハラル認証を取得 - 日本市場へ新たな選択肢を提供

総合食品メーカーであるヤマモリ株式会社が、業務用のタイフード5商品にハラル認証を取得したことを発表しました。この認証は、タイ国内の自社工場において生産された商品に適用され、食の選択肢を広げることを目的としています。

ヤマモリは、1988年にタイに進出し、2000年からはタイカレーの販売を開始しました。これ以降、タイカレーは同社の重要な事業の柱の一つとして位置づけられ、売上は年々増加しています。この 成長を受け、2004年には自ら資本投資したサイアムヤマモリ株式会社での生産をスタート。この工場は日本やタイ国内への調味料やレトルト食品の安定供給を担っています。

サイアムヤマモリは、2014年にハラル認証を取得して以来、タイや周辺国への商品供給を行ってきました。今後は新たに、外食向けの業務用タイフード5商品にもハラル認証を付与しました。この決定は、日本国内におけるインバウンド需要の高まりや外国人居住者のニーズに応えるためのものです。

ハラル認証を受けたのは、トムヤムペーストプレミアム、グリーンカレーソースN、タイレッドカレーソースN、タイイエローカレーソースN、ガパオソースプレミアムHの計5商品の各レトルトパウチ。これらは外食や中食業界において利用される予定です。2024年10月以降、順次新商品への切り替えが行われる見込みです。

ハラル認証があることで、イスラム教徒の方々にも安心して食べていただける商品が増えます。ハラルとは、イスラム法に基づいて許可された食品や行為を指し、食品の選択肢を増やすことは、企業としての社会的責任の一環とも言えます。これにより、ヤマモリはより多くのお客様にサービスを提供できるようになります。

世界のムスリム人口は19億人を超え、特に東南アジア地域でも2億8000万人に達することから、ハラル市場は今後さらに拡大することが見込まれています。ヤマモリは、タイにハラル食品を生産できる工場を持つことを強みに、グローバルなハラル市場において競争力を高めていく考えです。

ヤマモリは、1889年に三重県で創業し、135年を迎える企業です。この間、醤油やたれ、飲料等の製造販売を行ってきました。今回のハラル認証の取得は、消費者のニーズの多様化に対応し、より多くのお客様においしさを提供するための一歩と言えるでしょう。今後もヤマモリは、食の楽しさと健康をテーマにした商品の開発を進めていくことで、顧客満足を追求していきます。


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会社情報

会社名
ヤマモリ株式会社
住所
三重県桑名市陽だまりの丘6-103
電話番号
0594-33-3860

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