ウラ・フォン展
2024-11-26 16:23:55

ウラ・フォン・ブランデンブルクの個展「Chorsingspiel」大阪開催情報

ウラ・フォン・ブランデンブルクの個展「Chorsingspiel」



エスパス ルイ・ヴィトン大阪では、2024年11月27日から2025年5月11日まで、ドイツ人アーティストのウラ・フォン・ブランデンブルクによる個展「Chorsingspiel」を開催します。この展覧会は、国際的なプロジェクト「Hors-les-murs(壁を越えて)」の一環として行われ、多数の作品が展示される予定です。

アーティストの背景と作品の特徴



ウラ・フォン・ブランデンブルクは、1974年にドイツのカールスルーエで生まれ、現在パリを拠点に活動しています。彼女は舞台美術を学び、演劇の世界にも精通しています。彼女の作品は、多岐にわたる表現形式を特徴としており、映像、ドローイング、壁画、オブジェ、インスタレーションなど、多様なアプローチが融合しています。特に、「垂れ幕」というエレメントは彼女の代表作に繰り返し現れ、劇的な空間を創出する重要な役割を果たします。

表現形式の探究



フォン・ブランデンブルクは、一見矛盾するかのような映像技術を用いて古典的な演劇の形式を再解釈しています。彼女の作品には、19世紀から20世紀への社会的変動やオカルトへの傾倒が織り込まれています。心霊写真、催眠術、タロットカードなどのモチーフを通じて、彼女は現代において再評価されるべき象徴主義的な想像力を表現しています。これにより、この展示は近代化の影に埋もれていた根源的な要素にも光を当てるものとなります。

展示内容の紹介



「Chorsingspiel」展では、フォンダシオンのコレクションから2つのビデオインスタレーションが登場します。一つは《Singspiel》(2009年)で、18世紀のオペラ形式を引用した作品です。無声映画のような形式で、フォン・ブランデンブルク自身が歌うシーンと共に、家族の食事風景や野外劇場でのパフォーマンスが描かれ、20世紀初頭の映画の生伴奏を彷彿とさせます。もう一つは、《Chorspiel》(2010年)で、パフォーマンスや演劇の要素が融合した白黒映像が特徴となります。これらの作品を通じて、フォン・ブランデンブルクの独自のアートスタイルをお楽しみいただけます。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンとは



フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートや重要な20世紀作品を展示する芸術機関で、2014年から多くの来訪者を迎え入れています。この機関は、世界中の多くの美術館と連携しており、芸術の発展に貢献しています。大阪でのこの展示も、その一環として、多くの観客にアートの魅力を伝える場となることでしょう。

まとめ



ウラ・フォン・ブランデンブルクの「Chorsingspiel」展は、独特な視覚と感覚を提供し、アートに新たな視座をもたらす機会です。彼女の作品を通じて、現代アートの魅力や深い意味を探る旅にぜひ足を運んでください。入場無料で、これを機に多くの方々がアートとの出会いを楽しむことができることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社
住所
東京都中央区八重洲2丁目2番1号
電話番号
0120-00-1854

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。