フリーランスの報酬上昇
2025-11-07 12:54:00

2025年10月のフリーランスエンジニア報酬相場が上昇中

フリーランスエンジニア市場の最新動向



2025年10月のフリーランスエンジニア向け報酬相場に関する調査結果が発表されました。運営元であるエン株式会社が提供するフリーランス案件検索エンジン『フリーランススタート』によると、今月のフリーランス案件の月額平均単価は78.3万円という結果が出ています。このデータは、同社が集計した521,394件の求人情報から得られたものです。

特に注目すべきは、開発言語別の単価動向です。「Rust」に関しては、ここ6ヵ月間連続して平均単価が上昇し、93.7万円に達しました。この上昇は、Web3やクラウド基盤における需要の増加と、エンジニアの希少性によるものと考えられます。今後のモダンな開発環境において、Rustの需要がさらに高まることが予測されます。

職種別のデータを見てみると、「SRE」という職種の月額平均単価も112.4万円と高水準を維持しており、こちらも引き続き上昇しています。サービスを安定して運営するための専門性が求められ、その重要性が高まっていることが背景にあるようです。

また、常駐案件とリモート案件の報酬比較では、リモート案件の方が報酬が高く、掲載比率も40.6%に達しました。具体的には、常駐案件の平均単価は76.6万円であるのに対し、リモート案件は80.8万円となっており、今後もリモートの需要が続くことが予想されます。

開発言語別の月額平均単価


開発言語別のランキングを見ると、まずはトップの「Rust」が6ヵ月連続での上昇を見せ、次いで「TypeScript」(コストは88.5万円)が市場での存在感を示しています。これにより、開発分野における高い需要が維持されているといえます。

ランキング 開発言語 平均単価 先月比
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1 Rust 93.7万 +1.8万
2 Go 91.9万 +1.0万
3 TypeScript 88.5万 +1.1万

フレームワーク別の調査結果


フレームワークに関しても、1位の「Next.js」が93.9万円と伸びを見せており、特にフロントエンド開発における人気を物語っています。2位以下には、モダンな技術が続々と流入しており、これらのフレームワークの需要が高まっていることが伺えます。

結論


2025年10月のフリーランスエンジニア市場は、全体的に報酬単価の上昇が見られ、特に「Rust」や「SRE」等の高単価職種の需要が高まっています。リモート勤務の人気も高く、今後の市場動向に期待が寄せられています。フリーランスエンジニアの皆さんは、自身のスキルを磨きつつ、変化する市場に適応していくことが求められています。今後も継続して、フリーランスエンジニア向けの案件情報を提供していくとしている『フリーランススタート』から、さらなる情報に注目です。


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会社情報

会社名
エン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー(35階)
電話番号
03-3342-4506

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