自由が丘に新たなスイーツが登場!
2023年の秋、自由が丘にて特別なスイーツ企画が始まりました。著名なパティシエ、辻口博啓氏が講師を務める産業能率大学の特色授業、「自由が丘スイーツプロモーション」において、自由が丘を再びスイーツの街として活気づけるためのプロジェクトが動き出したのです。
この授業では、学生たちが地域のスイーツ店と連携し、日本各地のフルーツを活用したオリジナルスイーツを開発・販売することを目指しています。第一弾として、辻口氏が手掛けるロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」と、岡山県の果樂株式会社が共同開発した「ヴェリーヌ水熟桃」が誕生しました。このスイーツは、10月11日(土)から13日(月・祝)までの期間限定で販売されます。
ヴェリーヌ水熟桃とは?
「ヴェリーヌ水熟桃」は、岡山県の特産品である「水熟桃」を使用した新しいデザートです。この桃は、果樂株式会社独自の「水熟製法」により、皮付きの状態でシロップに漬け込まれ、フレッシュで上品な甘さを実現しました。旬が短い桃を、年間通じて楽しめるよう、3年の歳月をかけて完成させたこだわりの一品です。
このスイーツの特徴は、濃厚なヨーグルトのパンナコッタに水熟桃のジュレとピーチツリーリキュールを重ねている点です。さらに、シャンティクリームと、はちみつレモンのジュレ、贅沢に重ねられた水熟桃の果肉が絶妙に組み合わさり、食感と風味が際立つ一品となっています。800円(税込)という手頃な価格で、本格的なスイーツを楽しめるチャンスです。
スイーツプロモーションの背景
「自由が丘スイーツプロモーション」は、スイーツを通じて地域のブランディングを狙う新しい試みです。経営学部の学生は、スイーツ市場における競争激化やコンビニスイーツの普及などに影響され、自由が丘のスイーツの魅力が薄れつつあることを課題に感じています。
そこで、学生たちの手によるオリジナルスイーツの開発を通じて、地元の美味しいフルーツを広めることが計画されています。これにより、地域の農家や果物の魅力を発信し、自由が丘を再生することが期待されています。
自由が丘ロール屋とは
「自由が丘ロール屋」は、辻口氏が長年の夢を形にしたロールケーキ専門店です。お店はリノベーションされ、新たなスタイルとデザインで生まれ変わりました。自家製のロールケーキと焼き菓子は、素材にこだわり、一つ一つ手作りされています。辻口氏が監修するスイーツは、どれも高品質で、見た目にも美しいものばかり。ぜひ足を運んで、彼のスイーツを堪能してみてはいかがでしょうか。
結論
自由が丘の街に新たなスイーツの風が吹く中、「ヴェリーヌ水熟桃」はその象徴となることでしょう。地域のフルーツを使用した美味しいスイーツを通じて、自由が丘の魅力を再発見できる機会です。この機会に、ぜひお立ち寄りください。