ウズベキスタンフォーラム
2013-01-29 16:10:18

ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の活動報告と国際交流の可能性

ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の活動報告



2012年12月20日、ウズベキスタン共和国にて「ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金(FUND FORUM UZ.、以下FFU)」の2012年度活動概要発表会が行われ、オンラインカンファレンス形式で世界中のメディアが参加しました。この重要な会議には、日本を含む10カ国以上から50メディアが集まり、FFUの活動への高い関心を示しました。

FFUは2004年に設立され、ウズベキスタン大統領の長女であるグリナラ・カリモワ女史がその代表を務めています。彼女はハーバード大学卒業の経歴を持ち、多彩な才能を発揮しています。

FFUの活動目的について



FFUの活動は大きく二つの目的に分かれます。まず一つ目は、ウズベキスタンの文化や芸術の発展、特に伝統工芸や建築の保護、そして才能ある若者への支援です。二つ目は、国際交流の促進です。これには、世界各国に駐在するフォーラムの機能を活用して共同事業を行うことが含まれます。また、FFUは学術、教育、社会保障の分野でも広範な活動を展開しています。

日本との関係は特に深く、FFUは日本の政府機関や文化団体と協力し、さまざまな共同事業を行ってきました。これには、JICAや国際交流基金、または平山郁夫シルクロード美術館などが含まれ、日本でも早くから法人格を取得しています。

オンライン会議の開催



今月行われたオンライン会議は、FFUの実績をまとめる重要なイベントであり、多くの有名なメディア関係者や社会活動家が集まりました。会議では、2012年にパートナーと共に実施した611の事業が報告され、その内訳には147の国際事業や93の青少年向け事業、106の慈善事業などが含まれています。

オンライン報告会議中、参加者は活発な対話を交わし、多くの質問に対して具体的な回答がなされました。グリナラ・カリモワ女史は会議の進行役として、参加者への感謝の意を表明し、会議のモットー「ハムジハトリク・ヒクマチ」を説明しました。このモットーは、FFUの様々な活動が連携し合う様子を象徴しています。

賞の授与式とその意義



会議の後、タシケントの芸術会館「イスチクロル」では、FFUと協力して設立したM&TVA-2012の第7回授賞式が行われました。ここでは17の賞が授与され、ウズベキスタンの文化活動を支える重要なイベントとなりました。カリモワ女史は、各部門の受賞者に対して奨励金を授与し、これが若手の育成に繋がることを強調しました。

日本との関係の重要性



オンライン会議において、グリナラ・カリモワ女史は東日本大震災の影響に触れ、義援金への感謝の意を表しました。彼女は日本の国家としての役割、そして両国民の深い絆についても言及しました。また、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の活動が日本で行われていることは、両国の文化交流を進める重要な一歩であるとしています。

今回の会議を通じて、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金は国内外における文化・芸術の発展を目指し、さらに多くの国際的な協力を強化していく意向を示しました。これにより、ウズベキスタンが世界文化の一翼を担うことに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
一般財団法人ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金
住所
東京都港区高輪2-1-52
電話番号
03-6277-2166

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