健康重視の協定
2025-03-13 15:14:17

コープさっぽろと医療法人禎心会、健康増進のための協定締結

コープさっぽろと医療法人禎心会、包括連携協定を締結



2023年3月10日、生活協同組合コープさっぽろは社会医療法人禎心会と包括連携協定を締結しました。この協定は、主に健康診断事業をはじめとした様々な分野において両者が連携を深めることを目的としています。

禎心会の医療にかける想い



禎心会はがん、脳卒中、心臓病といった三大疾病に特化した医療を行い、地域住民の健康寿命を延ばすために全力を尽くしています。その方法は、未病段階からのアプローチを含む多角的なもので、地域社会への貢献を強調しています。今回の協定により、札幌・稚内エリアを中心とした健康診断で発見された問題に対して、早期の受診を促す仕組みが整えられることになります。

具体的な取り組み内容



協定には5つの主要項目が含まれています。これには医療事業に関する事、健康・医療に関する講習会やイベントの実施、緊急時の食料・支援物資の提供、コープさっぽろの60周年を記念した献血事業、そして協議によって定められるその他の事項が含まれています。これらの取り組みを通じて、より地域に根ざした医療支援が行えるようになります。

特に注目されるのは、札幌・稚内エリアの連携です。この地域では、内部職員や組合員を対象とした健診の再検査および精密検査のための連携が実施される予定です。また、約9年前の出会いを契機に始まった病院給食事業についても、メニューの研究や開発などを通じて「食」を通じた健康促進を目指します。

限界を超える健康支援



禎心会の理事長である徳田禎久様は、コープさっぽろとの連携がきっかけとなり、疾病特性をふまえた食事の提供が行われるようになったことを喜ばしく語りました。入院中の病院食とは異なり、退院後も自宅での食事の継続が課題とされている中、トドックや夕食宅配サービスを通じたメニュー提供が計画されています。さらに、現在の健診システムの見直しを通じて、データの活用にも取り組む意向が示されました。

コープさっぽろの理事長大見英明様も、健康診断の受診率向上とともに「医食同源」の考えを重視し、病院給食や自宅での食事と連携することで健康寿命の延伸に寄与したいとの抱負を述べています。

地域の健康を支える新たな一歩



今回の包括連携協定の締結により、コープさっぽろと禎心会の間に新たな健康支援の制度が確立されます。この取り組みが地域の医療と健康に寄与し、多くの人々の生活の質を向上させることを期待しています。今後、両者の協力によって、より健康的な地域社会の実現が期待されます。

会社情報

会社名
生活協同組合コープさっぽろ
住所
電話番号

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