西村屋本館が語る、豊かな但馬の食文化
2019年4月に城崎温泉でオープンした「さんぽう西村屋 本店」は、地域の食文化を体験するための新しい場として注目されています。西村屋は、1300年の歴史を誇る温泉地で、150年以上の経験を持つ老舗の宿です。特に、兵庫県北部に位置する但馬地方は、山々と日本海に囲まれた豊かな自然環境を持ち、多様な地元食材が育まれています。特に但馬牛や松葉蟹、湖の滋味深い農産物は、この地域の誇りです。
「さんぽう西村屋 本店」では、これらの食材を基に創作された料理を心ゆくまで堪能できます。レストランの「さんぽう ダイニング」では、煙の立ち上る囲炉裏の前で、シェフがその場で料理を仕上げる姿が楽しめます。目の前で炭火焼きされる新鮮な食材は、注文した瞬間に、あなたを魅了すること間違いなしです。特に旬の食材を使用したコース料理は、厳選された素材の味わいを引き立てることを目的としています。
産地直送の食材を使用
食材は可能な限り地域の生産者から仕入れられており、生産者の思いも大切にしています。自然農法で栽培された野菜や特産の赤花蕎麦など、この地の伝統食材がふんだんに取り入れられます。また、最近のトレンドとしてグルテンフリーやヴィーガンメニューも強化されており、ますます多様なニーズに応えています。
料理長の中安伸一氏は、西村屋本館での長年の経験を生かし、質の高い料理の提供に努めています。彼は使用する材料について特別なこだわりを持ち、地元の農業に対する感謝の思いも込められています。
ギフトショップで特別な品を探す
「さんぽう ギフト」では、但馬の特産品を使用した魅力溢れる商品が揃っています。地元産の但馬牛しぐれ煮や蟹の佃煮、さらには但馬の生姜を使用した新作パウンドケーキなど、旅の思い出や大切な人へのギフトにぴったりな商品が充実しています。城崎温泉に訪れた際には是非立ち寄りたい場所です。
文豪たちが愛した温泉地で特別なひと時を
また「さんぽう サロン」では、文豪の志賀直哉に由来した文学スペースが設けられており、スナックブッフェやレターラウンジも用意されています。外湯めぐりの合間に、このサロンでゆったりとしたひと時を過ごすことができます。温泉地ならではの贅沢な体験が、訪れる人々を魅了します。
まとめ
「さんぽう西村屋 本店」は、但馬の食文化を楽しむ新しいスポットとして、多様なニーズに応える食体験を提供しています。城崎温泉を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。地域の美味しいものが詰まったこの場所で、心に残る思い出を作ってみてはいかがでしょうか。詳細情報は公式サイトで確認できます。
さんぽう西村屋 本店
- - 住所:〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島463-2
- - 電話番号:0796-32-4680(予約専用:0796-32-4895)
- - 営業時間:
ギフトショップ・サロン:10:00 – 23:00
ダイニングランチ:11:00 – 14:30(L.O. 13:30)
土・日限定
ダイニングディナー:18:00 – 23:00(L.O. 21:30)