味の素が提案する「まだなつ」レシピ本の魅力
味の素株式会社は、2025年8月20日に新たなレシピ本『何もしたくない日のまだなつレシピ』を出版します。この本は、近年の気候変動により長引く真夏のような暑さを新たな「五番目の季節」として捉えた「五季そうさまプロジェクト」の一環です。
五季そうさまプロジェクトの背景
近年、9月から10月上旬にかけても夏のような気候が続くことが増え、「まだなつ」という新しい料理の提案が必要とされるようになりました。この時期、気温は夏のままとはいえ、暦上は秋に入ります。そこで、料理への興味や食欲が低下しがちなこの期間に、どういった食材や料理を楽しむのかが大きな課題になります。この新たな視点から、「まだなつ」を快適に過ごす方法を提案するためにレシピ本が生まれました。
レシピ本の主な特徴
本書には、人気料理人の東山広樹氏が監修を行い、「まだなつ」に合わせた48品の簡単で美味しいレシピが集められています。これらのレシピは、特に暑さに負けないよう、調理が簡単で、食材も手に入りやすい工夫がなされています。
特に注目されるのは、旬の「黄柚子」を使いたっぷりの「黄柚子のそうめん」、缶詰のサンマを利用した「サンマのう巻き風」、そして夏野菜と秋野菜を融合させた「野菜たっぷり冷やし中華」などです。これらは全て家庭にある調味料を使用して手軽に作ることができ、忙しい日々でも簡単に美味しい一皿を楽しめます。
監修者、東山広樹氏のコメント
東山氏は、「暑い日こそ料理のやる気を引き出すレシピを提案しました。時短や簡単さはもちろん、できるだけ火を使わないテクニックも満載です。この本では、秋食材と夏の料理を組み合わせることで、新しい見た目や味わいを発見できる楽しさがあります」と語っています。
書籍の概要
- - 書名:何もしたくない日のまだなつレシピ
- - 編集:五季そうさまプロジェクト
- - 監修:東山 広樹
- - 発売日:2025年8月20日
- - 版型:A5
- - 頁数:144
- - 予価:1,500円(税抜)
- - 発行元:株式会社大和書房
まとめ
「五季そうさまプロジェクト」の新しいレシピ本は、今後も日本の食文化をより豊かにするための取り組みを継続していくそうです。暑さに負けず、楽しく料理を楽しむためのヒントが詰まったこの本は、家庭の食卓に新しい風をもたらしてくれることでしょう。ぜひ手に取って、その楽しさを体感してみてはいかがでしょうか?