赤平市の新しい特産品『アルファ化米』
北海道赤平市が、新たにふるさと納税の返礼品に地元産の「ゆめぴりか」を使用した備蓄食品『アルファ化米』を追加しました。これはレッドホースコーポレーション株式会社が今年度から全国で進めている6次化商品の開発の一環として実現したものです。
ゆめぴりかとアルファ化米の魅力
『アルファ化米』は、炊飯したご飯を温風で乾燥させた「乾燥米飯」です。お湯や水を加えることで、まるで炊きたてのご飯のような美味しさを楽しむことができます。この商品は、食べ慣れた味を提供することで、災害時でも安心感を与えることを目的としています。
今年は自然災害が頻発しており、地域の防災意識が高まる中、ふるさと納税を利用してこのような備蓄食品を手に入れる人々の関心も寄せられています。特に、今年は能登半島での地震や風水害が多く、災害への備えが一層重要視されています。
ふるさと納税の新しい流れ
2024年の災害多発を受け、ふるさと納税の寄附金は「代理寄附」などの形で被災自治体により多く届けられるよう工夫されています。また、返礼品として「防災関連グッズ」が注目され、特集も組まれています。これにより、地域の防災力向上につなげる動きが広がっています。
商品開発の経緯
私たちが赤平市と協力し、アルファ化米を商品化するに至ったのは、今年8月の外部からの依頼から始まりました。地元の担当者からの「保存食を検討している」という話が発端となり、さらには展示会で『アルファ化米』のヒントを得たことから具体的なプロジェクトが動き出しました。
試作を重ね、地元での試食会を経て、好評を得たことから、先行予約を12月24日から開始しました。寄附金額は、100gの袋で10袋セットが15,000円、20袋セットが26,000円、50袋セットが62,000円です。全国各地での販売も進めており、楽天ふるさと納税など全14サイトで取り扱っています。
地域と共に歩む商品開発
レッドホースコーポレーションは、地域の特性を活かした商品開発を行うため、本年1月に専用部門を設立しました。全国に広がる地域資源を活用した新しい地場産品を創出するため、100以上のプロジェクトに取り組んでいます。その過程で、行政や事業者からのフィードバックを受けて商品を進化させ地域に貢献していきます。
今後もこうした新商品により、地域の活性化や地域文化の保護に努め、地元への愛着を深めてもらえるよう活動を続けていきます。皆さんもぜひ、ふるさと納税を通じて赤平市の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。これからの時代に必要とされる、防災への備えにもなる地元産『アルファ化米』を体験してみてください!