Funds、名称変更と投資基準公開の重要な発表
2023年、固定利回り投資の資産運用プラットフォームを運営するファンズ株式会社が、限定ファンド「Funds Advanced」の名称を「プロフェッショナルファンド」に変更することを発表しました。今回の変更は、投資サービスの向上を目的としており、投資家に対する明確な基準の提示が期待されています。
変更の概要
2025年8月18日より適用される変更は以下の通りです。
1.
ファンド名称の変更
限定ファンドの名称が「Funds Advanced」から「プロフェッショナルファンド」に変更されます。
- 旧名称:Funds Advanced
- 新名称:プロフェッショナルファンド
2.
通常ファンドの新名称
プロフェッショナルファンドに該当しない通常ファンドは「スタンダードファンド」と名付けられます。
- 旧名称:通常ファンド(名称なし)
- 新名称:スタンダードファンド
3.
投資家基準の公表
従来は非公開だったプロフェッショナルファンドへの投資資格基準が公開されます。具体的には、スタンダードファンドへの投資残高が100万円以上である必要があります。
この変更により、プロフェッショナルファンドの対象となる投資者は自身の状況を把握しやすくなります。今後は、マイページでの投資残高確認が可能になり、より透明性のある運営が期待されます。
プロフェッショナルファンドの特徴
プロフェッショナルファンドでは、スタンダードファンドに比べて高いリスクを伴いつつ、高いリターンを狙える商品です。具体的には、以下のようなファンドが挙げられます。
海外に本社を持つ企業への貸付を行うファンドであり、日本の金融市場に上場する企業を対象にした場合はスタンダードファンドとして取り扱われることもあります。
スタンダードファンドよりもリスクが高くなり、その分高い利回りが設定されています。
担保不動産の価値を重視したファンドで、デフォルト時は担保権の行使が想定されます。
投資家への新たなメリット
今回の取り組みは、投資家が自らに適したファンドを選びやすくするための重要な一歩です。ファンズは、今後もロイヤリティプログラムを設計し、サービス利用やリスク適合性に基づいた商品選択の幅を広げていく考えです。
Fundsについて
Fundsは、1円から上場企業などへの貸付が可能なオンラインプラットフォームで、これまで540のファンドを募集しました。分配遅延や貸し倒れがない実績を持ち、資産運用の新たな選択肢を提供しています。今後も個人投資家と企業とのより密接な関係を築くため、新しい価値を生み出すことを目指していきます。
会社情報
ファンズ株式会社は、東京都に本社を置き、2016年に設立されました。現在、代表取締役CEOの藤田雄一郎が、企業のファイナンス支援を通じて個人の資産形成をサポートしています。