AI開発の全過程を簡素化したオールインワンデータプラットフォーム、『FastLabel』が2024年6~7月に行った製品アップデートを発表しました。データマネジメント、アノテーション、モデル開発からMLOps構築まで幅広く対応しているFastLabelは、多くの企業に支持されています。このたびのアップデートでは、特に点群アノテーション機能が大幅に改善され、これにより効率的な作業が可能になったことが特徴です。
FastLabelの特長
FastLabelは、AI開発に必要なツールを一つのプラットフォームに統合することで、非エンジニアでも扱いやすいインターフェースを提供しています。高いカスタマイズ性や業務網羅性を持ち、信頼性の高いセキュリティ環境を整えています。
同社は、お客様からのフィードバックに基づいて、年間200回以上のアップデートを実施し、常に機能を進化させ続けています。このプロセスを通じて、データセントリックなAI開発を実現しています。
2024年6~7月のアップデート内容
1. 点群アノテーション機能の改善
今回の更新では、点群アノテーション業務における表示速度や操作の問題が解決されました。特に、データサイズが大きい場合でもスムーズにタスクを移動できるようになり、アノテーションの質を向上させる以下の機能が追加されました。
- - メインカメラの滑らかな移動: ホットキーを活用して、よりスムーズにカメラ移動が可能に。
- - アノテーションの回転調整: サブカメラでの細かな回転調整が容易に行えるようになりました。
- - コメント確認の簡便化: コメントをクリックすると、その部分が拡大表示され、確認作業が効率化されます。
- - 連続点群への属性情報付与: フレーム選択を用いて、属性の付与が可能となります。
2. ランダム承認機能の導入
タスクを全てレビューすることなく、特定のタスクだけを選択してチェックするプロセスを推進する新機能が導入されました。これにより、業務がよりスムーズに進行することが期待されます。
3. アノテーションごとの承認管理
多数のアノテーションが一つのタスクに付与された場合でも、どのアノテーションがレビューされたのかを容易に管理できるようになりました。
その他の便利な改善点
今回のアップデートにより、アノテーションやデータセットにさまざまな新機能が加わりました。たとえば、直線や多角形のアノテーションを結合・関連付けできる機能、プロジェクト内のタグを引き継ぐことができる機能などがあります。また、YOLO形式での出力や、アノテーションのインポート機能においても向上が見られます。
お問い合わせ先
FastLabelに関する詳細やお見積りについては、以下のメールアドレスまたは公式サイトの問い合わせページからご連絡ください。
さらに、同社は多くの企業と提携しており、実績紹介も行っています。AI開発を含むあらゆるビジネスのニーズに応える解決策を提供するFastLabelにぜひ注目してください。