小ロット缶詰事業始動
2025-03-11 10:51:49

厨房機器会社が小ロット缶詰事業を加速するOEM加工場をオープン

厨房機器メーカーが新たな挑戦!小ロット缶詰製造のOEM加工場を設立



兵庫県洲本市に拠点を置く株式会社アイナスは、2025年3月1日、同社内に小ロット缶詰製造に特化したOEM加工場を開設しました。これにより、生産者のニーズに応える新たなビジネスモデルを構築し、屋内での製造から販売までを一貫して支援する体制へと進化を遂げています。

小ロット缶詰へのこだわり



アイナスは2019年より小ロット缶詰製造機器の取り扱いを開始し、2021年からは外注によるOEM製造を手がけてきました。新たにオープンしたOEM加工場では、オリジナルの缶詰製造を希望する生産者を支援し、最大100缶の試験販売用缶詰を製造することで、小規模企業や個人でも簡単に缶詰製造に挑戦できる環境を整えています。

生産者は初期投資を抑えつつ、自らのレシピで缶詰を販売するチャンスを得られるため、新規事業の立ち上げにおいても大きなメリットがあります。惣菜や菓子などの多様な商品の製造にも対応しているため、各種ニーズに応じた製品開発が期待されます。

有資格者による安心のサポート



特に注目すべき点は、調理師資格を持つ専任スタッフが関与することです。レシピの開発から設備導入、OEM販売に関するアドバイスまで、一貫したサポートを提供し、製造プロセスにおける安心感を高めています。生産者は、必要な知識と技術を習得しやすく、成功へとつながる道を切り開くことができます。

自販機による無人販売サービス



さらに、アイナスは自身の開発した常温設定可能な自販機も用意しており、無人での缶詰販売が可能です。生産者は、製品が完成した後、アイナスを通じて自販機の設置を行うことができ、販売に対する手間を軽減できます。自販機は、商品管理が容易で、ゆったりとした販売環境を実現するための機能が盛り込まれています。

未来に向けた展望



このOEM加工場の設立は、アイナスにとって新たなチャレンジであり、地域密着型のビジネスモデルを強化する試みでもあります。淡路島を中心に30年以上の経験を持つ同社のノウハウを生かし、多様な製品展開による地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。

今後の展開について、アイナスは引き続き、安定した販売数量の確保を目指し、生産者との連携を深めていく方針です。ビジネスの自由度を高め、特に小規模サプライヤーへのサポートを強化することで、将来的にはより多くの生産者が缶詰市場へと進出することを期待しています。

まとめ



株式会社アイナスが開設した小ロット缶詰専用のOEM加工場は、生産者にとって新しい展望を与えるだけでなく、地域経済の発展に寄与する重要なステップとなるでしょう。この新たな取り組みによって、より多くの人々が缶詰製造の魅力を体験し、自らのブランドを育てる機会が与えられます。


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会社情報

会社名
株式会社アイナス
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