特別支援学校卒業後の学びを拓くオンラインセミナー開催

2025年10月4日（土）、障害者向けの保険を取り扱う「ぜんち共済株式会社」が主催するオンラインセミナーが開催されます。テーマは「卒業で終わらせない学び～障害のある若者が自分らしく生きる社会へ～」。

セミナーの意義

このセミナーは、特別支援学校を卒業した知的障害のある若者が、その後に学び続けられる場がないという深刻な問題に取り組むものです。文部科学省の調査によれば、令和6年3月に特別支援学校を卒業した知的障害のある方々のうち、大学や専修学校への進学割合はわずか0.7%とされています。彼らが望む学びの場を提供することは、社会全体の利益となると考えられています。

講師の紹介：長谷川正人氏

今回のセミナーでは、長谷川正人氏が講師として登壇します。彼は知的障害のある方々の特性に基づき、教育は健常者よりも長く行うべきだと主張しています。を導くためのモデルとして「福祉型大学」を提唱してきました。教育の場を卒業と同時に閉ざすのは、社会への損失と捉え、卒業後に社会性やコミュニケーション力を育む機会を設けることが重要です。長谷川氏は、これまでに14の福祉型大学を設立しました。卒業後の学びの必要性と、彼の経験を通じてその解決策を示します。

セミナーの詳細情報

- セミナータイトル: 卒業で終わらせない学び～障害のある若者が自分らしく生きる社会へ～
- 日時: 2025年10月4日（土） 10：00～11：45
- 参加費: 無料
- 視聴方法: オンライン（YouTubeライブ）
- 申込方法: こちらからお申し込み

長谷川正人氏は、1983年に日本福祉大学を卒業後、福祉に関する多岐にわたる活動に従事してきました。1991年に設立した社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会以降、福祉型大学の設立など、幅広い経験を持っています。その成果は、知的障害のある多くの方々にとって、新たな学びの場を提供するものとなっています。

企業情報

弊社「ぜんち共済株式会社」は、東京都千代田区に本社を置き、知的障害者向けの保険事業を通じて、社会的な責任を果たしています。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください：ぜんち共済株式会社。

また、セミナーを通じて知識や経験を共有し、障害のある若者たちが自分らしい人生を歩むためのサポートを推進していく機会に期待しています。このイベントが、少しでも多くの方々に届くことを願っています。