農業ロボ「DonkiBot-N」
2025-10-01 14:35:10

農業現場を支えるクローラー型ロボット「DonkiBot-N」登場

近年、農業の現場では、労働力不足や高齢化が深刻な問題となっています。この状況を打開するため、技術革新が求められており、その一環として登場するのが、SEEDsロボティクスのクローラー型ロボット「DonkiBot-N」です。

このロボットは、10月1日から3日まで幕張メッセで開催される「第15回農業WEEK」に初めてお披露目されます。DonkiBot-Nシリーズは、韓国のOMOROBOT社が開発した「テザーフォロイングセンサ」を搭載しており、使い方が極めてシンプルです。ユーザーがテザーと呼ばれるワイヤーを持って歩くだけで、最大300㎏の荷物を持ち運ぶことができるのです。

この新しい技術により、農業現場での作業負荷が大幅に軽減され、特に中小規模の農家にとって経済的かつ心理的なハードルを下げることが期待されています。従来の自動運転ロボットは、高価格で複雑なため導入が難しいという課題がありましたが、DonkiBot-Nはその点を突破し、農業のスマート化に一石を投じることになるでしょう。

このプロジェクトには、日本国内でOMOROBOT社の特許技術を独占的に実施できる権利を持つSEEDsロボティクスが深く関与しています。農林業や製造業、建設業など、様々な分野へロボットソリューションを広く提供しており、今後の展開が非常に楽しみです。

展示会では、DonkiBot-Nシリーズの異なるモデルも紹介される予定です。フラットタイプ、あおりタイプ、ダンプタイプなどが用意されており、用途に応じた選択が可能です。特に農作業においては、これらのロボットが労働力を補完し、作業の効率化を助けると期待されています。

このように、農業WEEKでは、SEEDsロボティクスだけでなく、韓国のShinhee C&M社とOMOROBOT社が共同出展を行い、より具体的な農業問題へのソリューションを提案します。

出展情報は以下の通りです。
名 称:第15回 農業WEEK(通称:J-AGRI)
会 期:2025年10月1日(水)~10月3日(金)
会 場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
ブース:10ホール 44-17
出展者:Shinhee C&M Co. Ltd.、OMOROBOT Inc.、SEEDsロボティクス株式会社です。

日本の農業の未来を見据えた新たな提案が、この展示会を通じてスタートします。農業現場での課題を解決するためのビジョンが、どのように広がっていくのか、ぜひ注目してみてください。


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会社情報

会社名
SEEDsロボティクス株式会社
住所
神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目2番1号
電話番号
050-3159-9552

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