佐渡島の新宿泊施設
2024-08-14 10:27:40

佐渡島に新たな宿泊施設「佐渡風流~nagomi~」がオープン

佐渡島に新たな宿泊施設「佐渡風流~nagomi~」がオープン



2023年8月8日、新潟県佐渡市にある廃校跡地で、トレーラーハウスを活用した宿泊施設「佐渡風流~nagomi~」がオープンしました。このプロジェクトは、株式会社エリアノと地元の佐渡精密株式会社が手を組み、地域の課題解決と観光産業の活性化を目的とするものです。

地域の魅力を引き出す新たな宿泊施設


「佐渡風流~nagomi~」は、旧・沢根小学校の跡地に設置されたトレーラーハウス型の宿泊施設で、最大5名まで宿泊可能です。周囲には佐渡金山があり、そのユネスコ世界文化遺産としての登録効果も受けて、観光客の増加が期待されています。これに伴い、観光業界全体の宿泊滞在が不足する中で、新たな宿泊先の必要性が高まっています。

この新しいトレーラーハウスは、ファミリーやカップル、さらにはゼミ合宿やビジネスミーティングに利用できる多目的なスペースとなっています。デザイナーは佐渡の自然をテーマにし、シンプルかつ記憶に残る内装の中に、佐渡金山をイメージした金色のクロスが施されています。

サステナブルなプロジェクト計画


「佐渡風流~nagomi~」の設立は、佐渡市が主体となり、内閣官房によるデジタル田園都市国家構想の一環として進められました。これにより、地域の有効活用や自然災害に対する備えも見据えています。特に、設置場所が高台にあるため、万が一の災害時には避難場所としても機能することが考慮されています。旧・沢根小学校の跡地は、過去の能登半島地震の際には避難所としての利用がありましたが、その経験からも地域住民のニーズに応える形が取られています。

利用者の視点に配慮した設備


各棟には必要な住宅設備が整い、無人チェックイン・チェックアウト体制の導入により、宿泊客の利便性が向上しています。加えて、女性視点を大切にし、人気のあるReFaのシャワーヘッドやドライヤーが用意され、快適な滞在が約束されています。また、外には専用デッキが設けられており、BBQや焚火を楽しむことも可能です。

佐渡の魅力とエリアノの展望


このプロジェクトを進めるのは、エリアノと佐渡精密の他にも、様々な地元の関係者が関わっています。エリアノは「エリアの新しい価値を創造する」ことを掲げ、地域に新しい価値を提供することを目的としています。特に、2024年からはNFTを活用した「Ones Home」という新たな宿泊権の商業化を開始予定です。

そのため、「佐渡風流~nagomi~」は単なる宿泊施設に留まらず、地域の人々と観光客をつなげる新しい架け橋としての役割を担うことが期待されています。佐渡島の自然や文化を体験しながら、訪れた人々が心に残るような場所作りを目指しているのです。

施設情報


  • - 住所: 新潟県佐渡市沢根2番地(旧・沢根小学校跡地)
  • - 室数: 3棟
  • - 定員: 各棟 最大5名
  • - 面積: 約25㎡
  • - アクセス: 新潟港から佐渡汽船で両津港に向かい、バスかレンタカーで移動

この新たな宿泊体験は、佐渡島の観光業に一石を投じることでしょう。ぜひ、佐渡島を訪れた際には、新しい「風流」を感じてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社エリアノ
住所
有楽町1丁目2-2東宝日比谷ビル 9F
電話番号

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