株式会社kubellが「Loglass」を導入
株式会社ログラスが提供するクラウド経営管理システム「Loglass」の導入が、株式会社kubellによって発表されました。このシステムは、経営データを効率的に管理・分析できるため、経営判断の精度と迅速さを高めることを目的としています。
現状の問題点
kubellグループは、日々の業務を通じて「働くをもっと楽しく、創造的に」という理念を持っています。しかし、以前の経営管理体制では表計算ソフトに依存しており、特に人件費や共通費の配賦計算において誤りが生じることがありました。これにより、データの集計や分析作業が煩雑になり、業務の効率性が損なわれていたのです。この課題を解決するために、経営管理システムの刷新が必要とされました。
「Loglass」の導入理由
kubellが「Loglass」を選定した理由は以下の3点です。
1.
自動化によるリアルタイムな損益把握: 複雑な配賦計算が自動化され、事業ごとの詳細な損益を即時に把握できるため、迅速な経営判断が可能になります。
2.
人員計画の精度向上: 「Loglass 人員計画」を活用することで、人件費の変動の影響を的確にシミュレーションでき、その結果、より精度の高い人員計画と予算管理が実現できます。
3.
将来性のある開発スピード: システム開発が迅速であり、今後の機能拡張にも対応できる点が評価されました。
これらの機能を活用することで、集計工数が削減され、差異分析やアクションの改善により、適切な経営判断が可能になります。これにより、より強力なコスト管理と経営理論の延長線上にあり、さらなる成長へと繋がるのです。
経営企画部の視点
執行役員で経営企画ディビジョン長の澤口玄氏は、複数の事業を運営する中で、各事業の管理会計をより精緻にする必要があると語ります。従来の手法に比べ、「Loglass」と「Loglass 人員計画」の導入により、業務の迅速性と正確性が大きく向上するとのことです。また、開発スピードが速く、将来的なニーズにも応えられる点で、期待を寄せています。
株式会社kubellの概要
株式会社kubellは、2004年に設立され、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションを掲げています。特に、日本最大級のビジネスチャット「Chatwork」を運営し、業務連携を強化するBPaaS(Business Process as a Service)を展開しています。2024年7月には新たに社名を「kubell」に変更し、さらなるサービス拡充を図っています。
「Loglass」の特徴
「Loglass」は、経営データの収集から分析までを効率化するクラウド経営管理システムです。異なるフォーマットのデータを扱いながらも、経営判断を容易にする数値の可視化が可能です。このシステムは2023年度の予実管理市場においてシェアNo.1の地位を確立しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上で重要な役割を果たしています。
今後、kubellが「Loglass」を活用してより洗練された経営管理を実現し、事業の成長を加速していく様子に注目が集まります。