マリモソーシャルソリューションズ、広島に障がい者グループホーム新設へ

マリモソーシャルソリューションズが新たにグループホームを開設

2025年8月1日、株式会社マリモソーシャルソリューションズは二つの新しい障がい者グループホームを広島市に開設することを発表しました。これにより、同社が運営する障がい者支援施設は、2022年に設立した「SA-N-PO本川町」を含め、合計で三つの拠点に増えることになります。新たに開設されるのは、日中支援型グループホーム「SA-N-PO白木」と、介護サービス包括型グループホーム「SA-N-PO美鈴が丘」です。

新施設の特徴とサービス内容

SA-N-PO白木

この日中支援型グループホームは、安佐北区の井原西日詰に位置し、自然豊かな環境が魅力です。鉄道のアクセスも良好で、最寄りの芸備線井原市駅から徒歩1分という便利な立地にあります。この施設は、特に日中にサポートが必要な利用者の適切な支援を目的として設計され、24時間体制での支援が行われるため、安心して生活できる環境が整っています。また、2室の短期入所施設も完備されており、さまざまなニーズに応える体制が整っています。

SA-N-PO美鈴が丘

一方、介護サービス包括型グループホーム「SA-N-PO美鈴が丘」は、利用者が社会とのつながりを持ちつつ生活できるよう配慮された設計がなされています。この施設も、近隣にある「マリモ訪問看護ステーション佐伯」との連携がが強みで、必要な介護サービスや支援を柔軟に受けられる体制が整っています。ここでは、たとえば日中に就労支援サービスを利用している方々が、主に夜間や休日において安心して過ごせる環境が提供されます。

施設運営の方針

マリモソーシャルソリューションズでは、地域とのつながりを大切にし、相談支援専門員や看護師など専門職種との連携を図りながら、利用者のニーズに寄り添う施設運営を進めていきます。この方針によって、利用者一人ひとりが自立した生活を送れるよう、全力でサポートすることを目指します。

地域貢献を目指した取り組み

株式会社マリモソーシャルソリューションズは、1970年に設立された不動産デベロッパーのマリモを母体に持つ企業です。今回の新しいグループホームの開設は、公共福祉サービスの一環として行われており、特に障がい者や高齢者が安心して暮らせる環境を提供することに重きを置いています。同社は、2030年を見据えたビジョンのもと、ソーシャルビジネスと一般的なビジネスの両立を目指し、非不動産事業においても公共福祉や地方創生に寄与する道を進んでいます。