介護DX推進提携
2024-09-26 21:39:40

エス・エム・エスとsmallwebが介護業界のDX推進で提携

株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区)は、介護および障害福祉事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、株式会社smallweb(本社:東京都渋谷区)と業務提携を行ったことを発表しました。この提携によって、介護分野に特化した経営支援サービス「カイポケ」のユーザーに、smallwebが開発した簡単なホームページ作成ツール「とりあえずHP」が提供されることになります。その結果、事業者は自社のホームページを効果的に活用し、情報をより広く発信できる環境が整えられます。

社会的背景


日本は超高齢社会の進行に直面しており、2024年6月時点での要介護(または要支援)認定者数は約715万人です。この数は2040年には843万人に達すると予想されており、介護サービスの需要が一段と高まっています。このような背景から、2006年4月には「介護サービス情報公表制度」が始まり、すべての介護および障害福祉事業所はサービス内容や運営の状況を公開することが義務付けられました。これにより、利用者は施設選びの際に必要な情報を得やすくなりました。

今後、ホームページを用いた情報発信が、事業者の知名度や信頼性の向上、利用者の獲得に不可欠であることが予想されます。しかし、作成したものの効果的に活用できていない事業者も多く、その解決が求められています。そこでエス・エム・エスは、介護業界向けの経営支援ソリューションを提供することに力を注いでいます。

エス・エム・エスの取り組み


エス・エム・エスは「カイポケ」というクラウドサービスを通じて、介護と障害福祉事業者向けに業務効率化や財務改善の支援を行っています。このサービスは、保険請求機能をはじめ、業務、採用、購買、営業など、約40種類の機能を提供しており、2024年7月には全国で約51,950の事業所が利用しています。また、カイポケ内で従来提供していた集客のためのホームページ作成サービス「カイポケホームページ」に加え、newly partnered with smallweb devoting itself to enhancing the web presence of these organizations.

この新たなサービス「とりあえずHP」によって、事業者はホームページの初期設定やメニュー構成を同社が代行するため、スムーズに情報発信を開始できるようになります。特に、ITツールに不安のある小規模な事業者にとって、手間を大幅に減らせることは大きな利点です。

提供されるサービスとその活用法


「とりあえずHP」では、ユーザーがホームページを自分の手で簡単に作成できるように設計されています。直感的なユーザーインターフェースが特徴で、煩わしい専門知識が不要です。このため、利用者の多くは設定の手間を気にすることなく、迅速に情報発信に乗り出すことができます。

加えて、すでに「カイポケホームページ」を利用しているユーザーには、順次に新サービスへの移行が進められます。これにより、ユーザー側の負担も最小限に抑えられるでしょう。

小規模事業への影響


この業務提携により、介護および障害福祉事業者の認知度や信頼性の向上、さらには業務効率化や従業員の採用活動にも良影響をもたらすことが期待されます。これにより、サービスの質が向上し、結果として利用者にとってもより良いケア環境が提供されることになります。

エス・エム・エスとsmallwebのコラボレーションは、介護業界のDXを前進させる上で重要な一歩だと言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社エス・エム・エス
住所
東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
電話番号
03-6721-2400

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