ミドル層のライフスタイルと住まいへのこだわりを探る調査結果

グローバルベイス株式会社は、東京23区に住む年収600～1,000万円のミドル層に対し、「住まいのこだわりに関する調査」を実施しました。この調査では、450名の20～40代男女が対象とされ、近年のライフスタイルの変化や趣味の多様化が住まいにどのように反映されているかが明らかになりました。

調査の背景

働き方や趣味が多様化する現代、かつてのようにみんなが同じ理想を描くのではなく、個々の理想が大きく異なる時代に突入しています。特に共働き世帯の増加に伴う実用的な家のニーズや、SNSの普及によりデザインへの嗜好も多様化していることが、この調査実施の背景です。

調査サマリー

1. インテリアへの投資

調査によって、約4人に1人のミドル層がインテリアや家具に100万円以上投資している事実が判明しました。新婚夫婦がこの額を投資する割合は約10人に1人という結果と比べると、ミドル層のこだわりの強さが鮮明です。特に年収900万円台の人では、39.3％がこの水準に達しています。

2. 趣味のためのスペース

調査では、半数以上が自宅に趣味専用のスペースを設けていると回答しました。特に「コレクション」「DIY」「ガーデニング・盆栽」といった趣味を持つ人々が多く、住まいの使い方が多様であることが示されています。

3. こだわりのポイント

住居内で特に重視されているポイントとして「収納のしやすさ」が55.8％、「掃除のしやすさ」が40.7％と実用性が高いことがわかりました。また、デザインの好みに関しては、「ナチュラル」が42.0％で1位となり、他のデザインより20ポイント以上の差をつけています。

4. オーダーリノベーションの人気

さらに、調査対象の7割以上が「オーダーリノベーションマンションに住みたい」と回答しました。その魅力として「間取りを自由にできる」や「内装を自由にできる」といった要素に魅力を感じていることがわかります。

具体的な要望

この調査から、ミドル層は実用性と趣味の両方を兼ね備えた住まいを求めていることが明らかになりました。例えば、ゲーム専用の部屋やテレワークスペースは今や多くの家庭で必要とされており、自由度が高いオーダーリノベーションの需要が高まっています。

住まいの事例紹介

具体的な住まいの事例としては、書籍を共有するためのリビングにブックラックを造作したご家庭や、海外リゾートを意識したグリーンの空間を設けた住まいなどがあります。これらの事例においては、趣味を反映したデザインが見られ、住まいが単なる生活空間を超えた自己表現の場となっていることが伺えます。

まとめ

調査結果からは、ミドル層が住まいに対して強いこだわりを持っていることが浮き彫りになりました。彼らは “自分好みのこだわり” を実現できる居住空間を求めており、オーダーリノベーションによって趣味やデザイン、機能性を兼ね備えた住まいを実現できることに高い関心を示しています。

グローバルベイスの「マイリノ」では、このようなニーズに応えるために、顧客ごとの要望に応じたリノベーションを提案しています。多岐にわたるニーズに柔軟に応えることが、今後のミドル層の住まいの質を向上させていく鍵となるでしょう。