エプソン、製造業向けPCの新オプションを発表
エプソンダイレクト株式会社は、製造業向けのWindows PCに新しいオプションを追加することを発表しました。この新オプションは、4月に開催される「ものづくりワールド名古屋」での展示が予定されており、製造業のデジタル化をサポートするための新たな選択肢となります。
製造業向けパッケージモデルとは?
この新たに展開される製造業向けパッケージモデルは、エプソンのEndeavorシリーズに基づいており、多様な製造業のニーズに応えるために設計されています。具体的には、工場の制御端末や入力端末として活用されてきた実績があります。製造業に特化したパッケージ化により、特定の用途に適したPCを選びやすくし、企業が抱える課題解決の手助けをすることを目的としています。
具体的な新オプションとしては、
『Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSC』と
『無停電電源装置』が追加されます。
『Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSC』は、機能アップデートの適用が不要なため、システムの検証作業を避けられ、生産ライン制御など、特定用途の端末に特化した組み込みOSです。さらに、『無停電電源装置』により、電力の安定供給が保障され、瞬停や停電時でも製造ラインが安定して稼働することが可能です。
「ものづくりワールド名古屋」への出展
エプソンダイレクトは、2025年4月9日から11日まで、ポートメッセなごやで開催される「第10回ものづくりワールド名古屋」の「製造業DX展」に出展します。この展示会は、製造業の業務デジタル化やDX化を進める製品を扱う企業が集結し、それぞれのソリューションを紹介する場であり、エプソンダイレクトもその一員としての役割を果たします。
出展する製品には、製造業向けパッケージモデルの他に、製造業に適したエプソンの製品や、共創先の持つソリューションが組み合わされた幅広い用途が含まれています。具体的な共創先企業として、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社進和、ダイキン工業株式会社、日本マイクロソフト株式会社が名を連ねており、各社の製品とエプソンPCの連携により、新たな価値を生み出す取り組みが期待されます。
このように、エプソンダイレクトは製造業向けPC市場において、さらなる革新をもたらすべく、製品ラインを充実させています。来る「ものづくりワールド名古屋」での展示がどのような反響を呼ぶのか、期待が高まります。興味を持つ方は、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。