Field Primeの魅力
2025-11-17 11:01:58

オプテックス・エフエーが新サービス「Field Prime」を展開し生産現場を革新

オプテックス・エフエー、新サービス「Field Prime」をスタート



オプテックス・エフエー株式会社が、同社のIO-LinkマスタURシリーズと接続可能なサービス「Field Prime」を発表しました。このサービスは、製造業界でのさらなる効率化と手間の軽減を目的としています。特に、工場における装置や設備のライフサイクル管理において、接続作業がもたらす工数を削減することが求められています。

Field Primeの特徴


「Field Prime」は、Field Prime認証を得たマスタとデバイスを接続することで、以下の二つの重要な機能を提供します。

1. OP+(Object Profile Plus)


OP+機能に対応したデバイスをオプテックス・エフエーのIO-LinkマスタURシリーズに接続することで、対象機器のIODDファイルが自動で登録されます。この機能が導入されることで、ネットワーク設定の初期段階の作業が大幅に簡略化され、時間やコストの削減が実現可能です。

2. 通信距離100m


Field Primeデバイスを導入することで、IO-LinkマスタURシリーズは最大100mの通信を実現します。この長距離通信機能により、大型設備や長距離配線が必要なケースでも、十分なデータ通信が可能となります。

オプテックス・エフエーは、現状ではIO-Link Hub UR-DSシリーズ及び全IO-Linkデバイスがこの2つの機能に対応していますが、2026年からはさらに多くのメーカーと製品を順次追加する計画を立てています。また、同社はField Primeに参画するデバイスメーカーも募集中です。

業界への影響


このサービスの導入先として見込まれているのは、電気・電子部品産業、半導体、さらには自動車や機械業界など多岐にわたります。これらの業界においては、機器やシステムの導入が進む中で、さらなる自動化と効率化が期待されています。

展示会への出展


オプテックス・エフエーは、11月19日から東京ビッグサイトで開催される「IIFES2025」にて、この「Field Prime」サービスを出展する予定です。この展示会では、現場での実際の利点や機能を直接体験できる機会が提供され、業界関係者からの注目を集めることが予想されます。

会社概要


オプテックス・エフエーは、2002年に設立された企業で、ファクトリーオートメーション用の光電センサ関連製品や装置の企画開発、製造、販売を行っています。京都市下京区に本社を構え、代表取締役社長は湯口翼氏です。現在、同社は385,000千円の資本金を持ち、高い技術力を背景に製品の開発に努めています。

この新たなサービス「Field Prime」は、製造現場の革新に寄与することが期待されています。今後の展開にも大いに注目が集まるでしょう。

会社情報

会社名
オプテックス・エフエー株式会社
住所
電話番号

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