新たな買い物代行
2020-02-17 14:20:03
訪問型買い物代行サービスが高齢者の買い物支援を新展開!
社会における高齢者の買い物難民問題は、ますます深刻化しています。特に、スマートフォンやパソコンを持たない高齢者にとって、デジタル化が進む現代社会での買い物は大きな困難を伴います。そんな中、茨城県日立市を拠点に活動するコンプラス株式会社は、訪問型買い物代行サービスを本格的に始めることになりました。このサービスは、高齢者や買い物が不便な方々に寄り添う新たな取り組みです。
訪問型買い物代行サービスの特徴
コンプラスの訪問型買い物代行サービスは、「御用聞き」と買い物プラットフォーム「コンプラスカート」を組み合わせた、日本初のモデルです。これにより、スマートフォンを使用できない利用者でも、買い物サポーターが商品の選定を手伝い、約3,500品目からの買い物が可能になります。また、このサービスは「見守りサービス」を併用しており、単なる買い物代行にとどまらず、利用者の安全や健康にも配慮しています。
コンプラスカートの利便性
買い物プラットフォーム「コンプラスカート」は、地域スーパーとの提携によって豊富な商品を取り揃えています。これにより、日常的な食品から趣味のアイテムまで、幅広い商品を簡単に購入することができます。商品の検索機能やトレンドタグによる類似商品の表示、そして注文時のレシート印刷機能など、操作性にも優れています。
買い物マッチングサービス
コンプラスは、買い物ができない方々と、時間的余裕のあるボランティア的な買い物サポーターをつなぐマッチングサービスも展開しています。これにより、「つながり」と「共感」のある社会を築こうとしています。この新たな形のシェアリングエコノミーは、地域の活性化にも寄与することが期待されています。
社会的ニーズの背景
日本の高齢者人口は年々増加しており、買い物難民の数も2015年には820万人に達しています。その中で高齢者の孤立感は深刻で、特に65歳以上の単身高齢者は593万人にも上ります。これにより、日常的な買い物ができない高齢者が増えている現状があります。車の運転が難しくなる年齢層においては、徒歩や自転車での移動も困難であり、その結果、行動範囲が狭まりがちです。また、スマートフォンなどの情報機器を持っていない高齢者には、デジタルサービスの利用は難しく、真の意味での買い物支援が行われていないのが現状です。
コンプラスの新たな歩み
コンプラス株式会社は、2018年にこのサービスの提供をスタートし、2019年に法人化されました。日本の社会問題に向き合い、革新的なサービスを提供することで、高齢者の生活をより豊かにすることを目指しています。地域スーパーとのパートナーシップを強化し、安全で安心な商品を届けることで、地域社会全体のサービス向上を図ると共に、今後も様々なサービスの充実を目指します。
これからも、コンプラスの取り組みに注目が集まることでしょう。このような新しいサービスが広まることで、多くの高齢者が買い物の楽しさを取り戻し、より豊かな生活を送る手助けとなることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
コンプラス株式会社
- 住所
- 茨城県日立市東滑川町1-13-12
- 電話番号
-
050-3079-2288