釣りの醍醐味を味わうカゴ釣り
静岡県の伊豆半島に位置する田子で、極上のカゴ釣りを楽しむ機会が訪れます。11月2日放送の『フィッシングDAYS』では、多くの釣り愛好者に魅力的な両軸遠投カゴ釣りのテクニックを、フカセ釣りの名手である鷲尾純さんが紹介します。
カゴ釣りの魅力とは
カゴ釣りは、技術と戦略が求められる釣法です。カゴの中に入れたオキアミを狙ったポイントで効果的に撒くことで、マキエとサシエの同調がしやすく、目当ての魚にアピールすることができます。この釣り方は、かつてのフカセ釣りブームの影響を受けながらも、最近では再び注目を集めています。
その理由は、カツオを始めとする青物や大型のマダイ、イサギなど、旬の魚に狙いを定めることができる点です。さらに、タックルの進化により、過去よりも容易に遠投が可能になり、波止や磯からの釣りでも大魚が狙えるのがカゴ釣りの魅力です。
鷲尾純さんの釣りテクニック
今回は、カゴ釣りのプロとも言える鷲尾純さんがその経験と知識を余すところなく紹介します。番組の中では、遠投のコツや、ポイント設定の重要性、大型魚とのやり取りのポイントなど、実践的な内容が盛りだくさんです。
例えば、ソウダガツオなどのターゲットに対して最適な仕掛けや誘い方が披露され、初心者から上級者までが学び取れる内容となっています。また、視聴者が実践できる具体的なアドバイスもあるため、放送後すぐに釣り場で試してみたくなることでしょう。
ソウダガツオとスマガツオ
この釣りでターゲットとなるソウダガツオには、ヒラソウダとマルソウダの2種類があります。特に春から秋にかけて数多く回遊するため、カゴ釣りでは大いに期待できる魚種です。40㎝前後のサイズが多く、艶やかな体色が印象的です。また、スマガツオは、その独特な黒い斑紋によって特定される場合が多く、釣り人からも人気となっています。
田子港での楽しみ
田子は静岡県でも有数の遠洋漁業基地であり、釣りのフィールドとしても非常に人気があります。特に田子港周辺では良質な釣り環境が整備されており、近年はスマホ予約による釣りスポットも提供しています。沖の磯や防波堤では、さらに多くの魚種が狙えるため、アングラーにとっては夢中になれるシーズンとなっています。
今後の展望
『フィッシングDAYS』では、カゴ釣りの魅力を次世代に伝えるため、様々なテクニックや知識を深堀りしていく企画も考えています。また、鷲尾純さんによる釣りの魅力を他の釣り方にも応用しつつ、アングラー全体の技術向上ができる内容を提供することを目指しています。
この放送を通して、より多くの人がカゴ釣りに興味を持ち、実際にフィールドに出かけるきっかけとなることを願っています。