名古屋で「モビまち研」シンポジウムが開催
名古屋大学と日建グループが共催する第3回モビまち研シンポジウムが、2025年2月26日に開催されることが発表されました。このシンポジウムは、「まちづくりにおけるモビリティハブとは?」をテーマに、新しいモビリティの潮流に基づく多様な戦略を探るものです。参加者はオンラインでの参加が可能であり、ハイブリッド形式で行われます。
モビまち研の目的と背景
モビまち研は、名古屋大学COI-NEXTマイモビリティ共創拠点と日建グループが共同で運営している研究会であり、モビリティを中心としたまちづくりを目指しています。近年、都市での移動手段が多様化する中で、単なる交通の確保だけではなく、地域の魅力や人々の賑わいを高める施策が求められています。そのために、関係者が連携してモビリティ戦略を考えることが重要です。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムの開会にあたって、日建設計総合研究所の安藤章氏が「モビまち研」の活動報告を行います。その後、名古屋大学の森川高行特任教授による研究報告が行われます。続いて、国土交通省の田中成興氏が「まちづくりにおけるモビリティハブへの期待」について語り、日建設計の本多久美子氏が欧州における先進事例を紹介します。
プログラムの途中にはコーヒーブレイクも設けられ、参加者同士の交流の場もあります。最後には、パネルディスカッションが行われ、さまざまな専門家が意見を交わしながら新しいまちづくりへの視点を提供します。
現在のモビリティの動向
日本国内でも最近注目が高まる「モビリティハブ」は、地域の交通インフラを再構成し、利便性を高めつつ環境負荷を軽減する新しいアプローチとして期待されています。特に、都市部では自動運転やシェアライドなど新しい技術が導入され、移動の効率化が進んでいます。
参加方法
参加は無料で、特にオンライン参加に関しては先着1000名の登録を受け付けます。参加希望者は、指定されたリンクからZoomウェビナーへの登録が必要です。なお、会場参加は会員および関係者に限られていますので、ご注意ください。
シンポジウムを通じて、多様な視点からの意見交換がなされ、今後のまちづくりに向けたヒントやアイデアが得られることが期待されます。日本の都市におけるモビリティの未来に関心のある方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。