日本情報オリンピック 第5回女性部門、本選結果時披露
2025年1月12日、一般社団法人情報オリンピック日本委員会が主催する「日本情報オリンピック 第5回女性部門」(JOIG 2024/2025)本選がオンラインで行われました。この大会は、情報科学に興味を持つ女子中高生を対象としたプログラミングコンテストであり、今年度も多くの参加者が競い合いました。
本選には857名がエントリーし、その中で予選を経て選ばれた59名が出場しました。厳しい競争を経て、最終的に金、銀、銅の各賞を含む成績優秀者16名が選ばれました。以下がその結果です。
成績優秀者一覧
- - 金賞:籏智 里奈(洛南高等学校附属中学校中3)
- - 銀賞:谷 瞳(久留米大学附設中学校中3)
- - 銅賞:
志村 瑛美(東京都立新宿山吹高等学校高2)
盧 馨儀(筑波大学附属高等学校高1)
優秀賞受賞者
その他、以下の方々が優秀賞を受賞しました。
- - 礒津 恵茉(渋谷教育学園幕張高等学校高2)
- - 伊藤 夕夏(盛岡中央高等学校高1)
- - 金 裕林(開智日本橋学園高等学校高2)
- - 答島 綾香(東京都立新宿山吹高等学校高2)
- - 澤田 環(筑波大学附属高等学校高2)
- - 田中 友佳子(横浜市立東本郷小学校小6)
- - 田村 悠花(久留米大学附設高等学校高2)
- - 夏目 理璃花(東京都立新宿山吹高等学校高3)
- - 藤居 快(札幌市立あいの里東中学校中3)
- - 古川 日菜子(桜蔭高等学校高2)
- - 松長 侑南(渋谷教育学園幕張高等学校高1)
- - 山崎 奈々(熊本県立熊本高等学校高2)
参加状況の要点
JOIGでは、女性に特有の視点や創造性を取り入れたプログラミング技術を育てることが期待されており、表彰された16名のうち15名は高等学校2年生以下の生徒です。これらの優秀者は、来る3月に予定されている「JOIG春季トレーニング」への進出が決定しました。このトレーニングでは、今夏にドイツで開催される「第5回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2025)」の日本代表選手を選抜するための重要な場ともなります。
日本情報オリンピック女性部門(JOIG)の概要
日本情報オリンピック女性部門は、情報科学に取り組む女子中高生を対象にしたプログラミングコンテストで、2021年から始まりました。
JOIGは、年々参加者が増えているものの、依然として女性参加者は少数のため、情報科目への興味を持つ女子を奨励することが主旨となっています。
競技の流れ
このオリンピックは大きく4つのステップに分かれており、それぞれが予選と本選に関連しています。競技はオンラインで行われ、参加者は次のステップに進むための基準点をクリアすることが求められます。
- - ステップ1:JOI一次予選と共通の競技に参加
- - ステップ2:JOI二次予選と共通の競技で基準点をクリア
- - ステップ3:JOIG本選の成績に基づいて、金・銀・銅の賞を獲得
- - ステップ4:春季トレーニングでの特訓と次期代表選手の選抜
次回日程
JOIG 2024/2025の次回開催日程は以下の通りです。
- - ステップ1:2024年9月14日、10月13日、11月16日
- - ステップ2:2024年12月8日
- - ステップ3:2025年1月12日
- - ステップ4:2025年3月20日~3月24日
このように、JOIGは女子中高生がプログラミングのスキルを高める貴重な機会となり、次世代の女性プログラマーの育成に貢献しています。
詳細は公式ウェブサイトにてご確認ください:
JOIGウェブサイト