アートを楽しむ街歩きの秋!
毎年恒例のとよはし街かどアートイベント「sebone」が、2023年10月25日(土)・26日(日)に愛知県豊橋市で開催されます。このイベントは、豊橋市の中心市街地を舞台に、アートを通じて地域の活性化を目指す祭りです。
「sebone」とは?
「sebone」とは、豊橋市の市街地にある水上ビルを中心に展開される文化祭です。水上ビルは牟呂用水の上に建てられた珍しい構造で、会場全体が「都市の背骨」とも言われています。今年で22回目となるこの催しでは、アートの力で人々と街を繋げることを目的に、多彩なアート展示やワークショップ、パフォーマンスなどが行われます。
今年のテーマと特徴
2023年は「みんなの文化祭」を継承し、「とよはし街かど文化祭」というサブタイトルを採用しています。昨年比でアートに対する関心が高まり、豊橋市内外から約60組のアーティストが参加します。今年の見どころは、特に体験型のワークショップが充実している点です。ハンコ作りや折り紙アート、曼荼羅アート、焼きごてアートなど、訪れる人がアートを実際に体験し、楽しむことができる企画が目白押しです。なお、一部のワークショップは有料となります。
各部門のイベント内容
1. アート部門
豊橋市内外から集まった50組以上のアーティストによる作品展示やパフォーマンスが行われ、ビルや商店街など多様な場所でアートを楽しむことができます。プロ・アマ問わず、ペインティングやダンス、詩の朗読、哲学カフェなど、幅広い表現形式があり、従来のアート展の枠にとらわれない内容となっています。さらに、好評だった「アートラム」の再展示も行われ、多文化共生をテーマにした体験型アートも用意されています。
2. まちづくり部門
愛知大学の駒木ゼミが実施するまち歩きワークショップも見逃せません。学生と共に豊橋のまちなかを探求しながら、地域研究の手法を学ぶことができます。地元の魅力を再発見できる貴重な機会です。
3. 音楽部門
10月26日のみ、音楽団体『とよアコ』によるステージイベントも開催されます。地域のアーティストたちによるライブパフォーマンスを楽しむことができ、音楽を通じて豊橋の活気を感じられます。
アートと交流を楽しむ
「sebone」は、アートに興味がある方はもちろん、地域の文化や人々との交流を楽しみたい方にもお勧めです。全世代を対象とした多様なイベントが用意されており、訪れる全ての人々が楽しむことができる場となっています。
ぜひ足を運んでみて!
開催日時は令和7年10月25日(土)・26日(日)の10:00から17:00まで、豊橋市の水上ビルを中心に、花園商店街や駅南エリアなどでも行われます。秋の心地よい風の中、アート作品に触れ、アーティストと対話を楽しむひとときをぜひお過ごしください!