オンライン習い事「カフェトーク」の新たな試み
日本最大級のオンライン教室「カフェトーク」は、2025年4月10日より通話アプリの選択肢を新たに2つ追加することを正式に発表しました。導入されるのは、世界中で人気の「Google Meet」とカフェトークが自社開発した「Lattep」という新たなアプリケーションです。これにより、90カ国から集まった講師陣と130カ国の生徒が、より便利にオンラインレッスンを受けることができるようになります。
Skypeとの別れ
カフェトークは2010年のサービス開始以来、長らく通話ツールとして「Skype」を利用してきました。累計300万件以上のオンラインレッスンがSkypeを介して行われ、その存在は同サイトにとって欠かせないものでした。しかし、2025年春、Skypeのサービス終了に伴い、カフェトークは新たな選択肢を模索していました。株式会社スモールブリッジの創業メンバーは、Skypeがなければカフェトークも存在しなかったと感謝の意を示しつつ、未来に向けての決断を下しました。
Google Meetの採用理由
カフェトークの管理チームは、さまざまな通話アプリを評価し、Google Meetがユーザー(講師と生徒)にとって最も快適に利用できると判断しました。採用理由は以下の3つです:
1.
通話品質の高さ:複数のスタッフが異なる端末やブラウザでテストを行い、Google Meetの通話体験が最も満足度が高いと評価されました。
2.
使いやすいインターフェース:直感的に操作でき、複雑な設定なしでスムーズにレッスンに入れる点が高く評価されました。
3.
長時間の無料通話:Google Meetでは、無料アカウントでも一対一の通話が最大24時間可能であり、これはレッスン時間を超えることが多いカフェトークにとって非常に重要なポイントでした。
Lattepの誕生
さらに、カフェトークが自社開発した通話アプリ「Lattep」も注目されています。こちらは、ユーザー登録不要で無料利用が可能で、通話時間の制限がないため、今後のレッスンにおいてさらなる選択肢を提供することになります。現時点では基本的なビデオ通話とテキストチャット機能のみですが、Skypeを使ってきたユーザーにとっては非常に使いやすいツールとなるでしょう。将来的には機能の追加も見込まれており、楽しみです。
ユーザーへのサポート
カフェトークでは、Skypeからの移行に際して利用者に不安やストレスを感じてほしくないと考えており、ユーザーサポートを強化していく方針です。新しいツールにスムーズに移行するための情報提供とサポートを充実させ、リリース日にはユーザーに向けた具体的な案内が行われる予定です。これにより、すべてのユーザーがより良い環境で学べるようにしていきます。
まとめ
オンライン教育が進化を続ける中、カフェトークも新たな一歩を踏み出しました。通話アプリの選択肢を広げることで、講師と生徒の両者にとって快適なレッスン環境を提供することを目指しています。2025年4月10日の新サービス開始を待ち望みながら、これからの展開に期待が高まります。