新型GNSSユニット
2025-11-19 13:22:46

小峰無線電機、鉄道技術展に新型GNSSユニットを出展予定

2025年鉄道技術展で小峰無線電機がGNSSユニットを発表



小峰無線電機株式会社(神奈川県川崎市、代表取締役社長:加藤 健太)は、2025年11月26日から29日まで幕張メッセで開催される「第9回鉄道技術展2025」に出展します。当社は、PoE(Power over Ethernet)に対応した新型GNSSユニット「RJMosaicX5-PoE」を参考出展することが決定しました。

RJシリーズとは


「RJシリーズ」とは、受信チップとアンテナが一体化されたGNSSユニットのことを指し、USBケーブルを使ってPCに接続することで、各種アプリで簡単にデータを確認することができます。これまでのラインナップには、L1、L2に対応した「RJF9P2」、L6を含む3周波対応の「RJFD9P-L6」と「RJCLAS-L6」があります。特にL6信号を受信できることで、通信環境が悪い状況下でも高精度な位置測位ができる可能性があります。

L6の利便性


L6とは、日本が運用するGNSS衛星「みちびき」(QZSS)が発信する信号で、センチメートル単位での測位補強情報を提供します。このL6信号を活用することで、数センチメートルの精度で対象物の位置を特定することが可能になります。2023年には6機目、さらに7機目も打ち上げられる予定であり、7機体制による運用が本格化する見込みです。

L6信号の適用は、特に測量や情報化施工(高度な自動化を求める建設技術)やIT農業(精密農業における農機の効率的な操作)などの分野で広がることが期待されています。

RJMosaicX5-PoEの特長


「RJMosaicX5-PoE」は、今展で初めて披露される新製品で、L6信号を受信できるという特長を持っています。また、従来のRJシリーズがUSB経由でデータを伝送していたのに対し、今回の新製品はイーサネットに対応。これにより、長距離のデータ伝送が可能となり、電源を確保しにくい場所でも電力供給を受けることができます。

横から見たRJMosaicX5-PoEの設計は、利便性も考慮されており、様々な設置環境に適応できるよう考えられています。

開催概要


「第9回鉄道技術展2025」
  • - 会期:2025年11月26日(水)~29日(土)
  • - 時間:10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
  • - 会場:幕張メッセ 展示ホール4 小間番号:Q-02
  • - URL: 鉄道技術展公式サイト

会社概要


小峰無線電機株式会社は、1967年に設立され、アンテナ事業、高周波関連事業、ケーブルアセンブリ事業に取り組んでいます。現在も高性能な製品の開発に努め、業界のニーズに応えるべく、新技術の導入に力を入れています。

  • - 会社名:小峰無線電機株式会社
  • - 所在地:神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル5階
  • - 代表者:代表取締役社長 加藤 健太
  • - URL:小峰無線電機公式サイト

会社情報

会社名
小峰無線電機株式会社
住所
電話番号

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