高校生の起業挑戦
2022-03-31 10:57:53
高校生たちが描く未来 「駒学起業LAB」最終ピッチコンテスト開催
高校生たちが描く未来のビジネスプラン
2022年3月28日、駒場学園高等学校において、高校生たちの起業教育プログラム「駒学起業LAB」の最終ピッチコンテストが行われました。本イベントでは、1~2年生から成る42名の参加者が、社会の課題を解決するためのビジネスプランを発表しました。審査員には著名な専門家が勢揃いし、生徒たちの創意工夫を評価しました。
ピッチコンテストの概要
イベントは、午後2時から午後4時30分にわたり開催され、参加者は7つのチームに分かれて競いました。それぞれのチームは、地域社会の問題解決に向けた独自のアイデアを基にしたビジネスプランを発表しました。
審査員は、iU学長の中村伊知哉氏や吉本興業取締役の横田浩一氏をはじめとする多彩なメンバーで構成され、彼らの専門知識を反映した厳正な審査が行われました。審査は、アイデアの独自性、実現性、そして社会的意義を重視し、全体を通じて熱心な議論が交わされました。
優勝チームのビジネスプラン
最優秀賞を受賞したのは、チーム名「MOT(もっと)」です。このチームは、怪我や病気に対する不安を解消するためのヘルスケアサービスを提案しました。彼らのサービスは、人体の3Dモデルを用いて、痛みや不安のある部位をタップすることで、簡単に病気を調べられるアプリケーションです。
この発表は、特に個人的な体験に基づいており、祖母の病気の際に感じた不安を原動力にしたものです。審査員からは、「身近な悩みから生まれたアイデアで、ストーリー性もあり素晴らしい」と高い評価を受けました。
チーム「MOT」の意気込み
優勝したMOTチームのメンバーは、喜びを感じながらも「優勝は一つのスタート地点」とし、今後さらにビジネスモデルをブラッシュアップしていく意思を表明しました。彼らは、新しい目標に向けてさらに努力し続ける覚悟を持っています。
TOKYO EDUCATION LABの取り組み
主催者であるTOKYO EDUCATION LABは、「未来をつくる子どもたちに探究的な学びの機会を提供する」をビジョンに掲げ、今後もこのような教育プログラムの発展に力を注いでいく予定です。生徒と学校との意見交換を活発化させ、彼らのキャリア形成のための貴重な経験を提供することを目指しています。
このように、駒場学園高等学校における「駒学起業LAB」は、今後の教育改革の一環として、学生たちに実践的な学びを提供し、社会と向き合う力を育てる重要な機会を提供しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社TOKYO EDUCATION LAB
- 住所
- 東京都港区麻布十番二丁目20番7号BIRTHAZABU-JUBAN
- 電話番号
-
080-7248-8889