Zenkenとグラフィックホールディングス、資本業務提携契約を締結
2026年3月24日、Zenken株式会社(東京都港区本社)と株式会社グラフィックホールディングス(北海道札幌市本社)は資本業務提携契約を正式に締結しました。この提携により、Zenkenはグラフィックホールディングスの株式を一部取得し、双方の事業を拡大するための協業体制を確立することを目的としています。
提携の背景
Zenkenは、「そこにない未来を創る」という理念のもと、少子高齢化により日本国内での労働力不足が進行する中、優秀な海外人材の供給に努めています。この背景には、特に介護や宿泊業での特定技能人材の需要が高まっている中、これら人材の安定供給が求められている現状があります。
例えば、Zenkenでは『ZENKEN宿泊』というサービスを開始し、語学教育のノウハウを活かしてインドなどの現地から優秀な人材を日本へと支援しています。これにより、企業は即戦力となる人材を採用しやすく、安定した就業環境を提供できます。
一方、グラフィックホールディングスは「LIFE DRESSING」をビジョンに掲げ、様々な業種での事業展開を行っており、特に飲食業においてはインバウンド需要に応えるためのレストラン運営を強化しています。しかし、北海道外での人材確保が課題となっており、Zenkenとの提携はこれを解決する一手となることが期待されています。
提携内容
この提携を通じて、具体的な展望として以下のような内容が掲げられています。
1.
多言語対応チームによるレストラン運営:
グラフィックホールディングスのマネージャー1名とZenkenが紹介する海外人材を結集し、新たに開設するレストランで多言語対応のチームを組織します。これにより、急増するインバウンド客に対し、質の高いサービス提供を実現します。
2.
ホテルサービスの向上支援:
Zenkenの特定技能人材をホテルの宿泊部門にも拡大し、人手不足の解消を図ります。飲食と宿泊両方のサービスが充実することで、顧客満足度を高める狙いです。
3.
将来的な海外出店支援:
海外での経験を持つ人材が、将来のグローバル展開にも貢献できるよう支援体制を整えます。日本でのキャリアを基に、母国での店舗運営にも役立つ人材を育成することを目指します。
今後の展望
本提携により、Zenkenはグラフィックホールディングスが展開する幅広い業態において、人材供給の可能性が格段に広がります。また、特定技能人材の質の高いマッチングを実現することで、人材不足の悩みの解消にもつながると期待されています。
この連携は、飲食業界や宿泊業界の持続的な発展に寄与し、企業の成長を支える大きな基盤となるでしょう。日本の観光産業が直面する人材不足という社会課題を克服するため、両社は今後も協力を深めていくことが求められています。
会社概要
グラフィックホールディングス
Zenken
- - 代表者:林 順之亮
- - 設立:1978年7月14日
- - 本社所在地:東京都港区
- - 資本金:439,530千円
- - 上場市場:東京証券取引所 グロース市場
- - HP:zenken.co.jp