Qubitcoreが研究開発参画
2026-05-13 11:21:08

Qubitcore、JSTムーンショット目標6の研究開発プロジェクトに参加

Qubitcore、JSTムーンショットプロジェクトへの参加



Qubitcore株式会社は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進するムーンショット型研究開発プロジェクトの目標6に参加することが決定しました。このプロジェクトでは、2050年までに経済、産業、安全保障を飛躍的に発展させるための誤り耐性型汎用量子コンピュータ(FTQC)の開発が目指されています。具体的には、2026年度から2030年度にかけて、スケーラブルなイオントラップ方式の量子コンピュータを構築し、100量子ビット規模での量子誤り訂正の実証を行います。

プロジェクトの概要



この第二期研究開発プロジェクトは、JSTムーンショットの目標6に基づいており、イオントラップを用いた光接続型の量子コンピュータを実現させることを目的としています。Qubitcoreは、このプロジェクトにおいて、特にイオントラップ量子コンピュータのシステム開発と量子誤り訂正技術に関する課題を担当します。この活動を通じて、量子コンピュータの社会実装を促進し、誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現に貢献することを目指しています。

2030年を目指す技術の発展



プロジェクトでは、2030年までに100量子ビットの量子コンピュータを構築し、量子誤り訂正や論理演算の実証に向けて取り組みます。また、1,000量子ビット以上への拡張を視野に入れ、万能単位セル(UUC)や多重光接続といった基盤技術の確立を進める予定です。最終的には、2050年までに複数の量子処理ユニット(QPU)が連携する百万量子ビット級の量子スーパーコンピュータを開発し、新素材開発や創薬、エネルギー最適化などの分野で社会的課題を解決する新しい計算基盤の創出を図ります。

Qubitcoreの役割



Qubitcoreは量子コンピュータシステムの開発にあたり、イオントラップ量子コンピュータを用いた誤り訂正実験の研究課題を担う非常に重要な役割を果たします。このシステムにおける誤り訂正技術は、量子コンピュータの性能を向上させる上で不可欠です。また、微小共振器を介した光接続や、ラジオ波、マイクロ波を用いた近接場量子ゲートなど、革新的な機能を統合した量子コンピュータシステムの開発も進行中です。これにより、より高度な誤り訂正実験が可能となります。

研究者のコメント



本プロジェクトにおける課題リーダーである宮西孝一郎(Qubitcore Principal Researcher)は、前回のムーンショット型研究開発で得た学びを活かし、早期の誤り訂正を実現する量子コンピュータの開発を進めることに強い意欲を示しています。

プロジェクトマネージャーの高橋優樹(沖縄科学技術大学院大学 准教授)は、Qubitcoreの参画を通じて、イオントラップ量子コンピュータの実用化がさらに加速することを期待しています。

QubitcoreのCEOである綿貫竜太は、成功した要素技術を統合し、実機として稼働できる力が重要であると強調しています。Qubitcoreは、分散型の誤り耐性量子コンピュータの実現に向けて、研究開発に取り組んでいます。

会社概要



Qubitcore株式会社は、2024年7月に設立された量子コンピューティングに特化したスタートアップ企業です。本社は神奈川県横浜市にあり、沖縄科学技術大学院大学の研究成果を基に、イオントラップ技術と光量子接続の融合により、誤り耐性型汎用量子コンピュータの開発に取り組んでいます。ビジョンを実現するため、研究開発に必要な資源を整え、社会的価値を生み出すべく邁進しています。


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会社情報

会社名
Qubitcore株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー7階
電話番号
045-900-0797

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