概要
株式会社シーエーシー(CAC)は、2024年12月9日より、工事現場の資材搬入日程調整のための新しいWebツール『BUILD BOARD』を提供することを発表しました。このツールは、複数の業者が関与する工事現場において、搬入日程の調整を簡易化し、時間の無駄を削減することを目的としています。
背景
建設業界は、労働力不足や高齢化といった課題に直面しています。さらに、2024年4月から施行される働き方改革関連法によって、時間外労働の規制が強化され、より効率的な働き方が求められるようになりました。しかし現場での対応は、依然として「時間外労働」での処理が多い状況です。このような背景から、工程の合理化やデジタル化を進める必要性が高まっています。
課題
これまで、資材搬入の日程調整は従来通り電話やメール、またはFAXで行われるケースが一般的でした。そのため、コミュニケーションのミスや情報更新の遅れなどが発生しやすく、結果として無駄な待ち時間が発生することも少なくありませんでした。特に、天候や道路事情の変化が生じた場合の対応が追いつかず、現場の効率を圧迫する問題がありました。
BUILD BOARDの主な機能
『BUILD BOARD』は、特定の工事現場ごとにWebカレンダーを作成し、関与するすべての業者が参加できるプラットフォームです。これにより、資材搬入の日程を共有できるだけでなく、リアルタイムでの更新や編集が可能です。また、メール通知や更新履歴の確認機能、権限設定も利用できるため、運用が非常にスムーズです。
利用のメリット
BUILD BOARDを導入すれば、工事現場の関係者がいつでもどこでも予定の確認ができ、コミュニケーションミスを未然に防ぎます。これにより、ファックスを使った証跡管理が不要になるため、ペーパーレス化が進むことも期待されています。このような利点から、実際のユーザーからも高評価を得ています。
- - 「商社とのコミュニケーショントラブルが一切なくなった」
- - 「確認の電話を待つための残業が減った」
- - 「FAXが不要になり、ペーパーレスが進んだ」
ユーザーからの生の声は、BUILD BOARDが実際に現場の効率化を実現している証左となっており、その効果を裏付けています。
まとめ
CACは、今後も建設業界が抱える様々な課題に対して、最新のIT技術を駆使したプロダクトやサービスの提供を通じて、業界を支えていく方針です。BUILD BOARDは、その第一歩として、大きな期待が寄せられています。
詳細情報は公式サイトをご覧ください。
BUILD BOARD ウェブページ
会社概要
株式会社シーエーシー(CAC)は、東京都中央区に本社を置き、システム構築や運用管理のサービスを展開しています。資本金は4億円で、東証プライム上場の100%子会社です。
所在地: 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者: 代表取締役社長 西森良太
コーポレートサイト:
CAC公式サイト