鎌倉・鶴岡八幡宮近くの茶寮『風の杜』
鎌倉、鶴岡八幡宮の境内に位置する和モダン茶寮『風の杜』が、今年の夏に新しいメニューを提供開始しました。『風の杜』は、約300年の歴史を持つ葉山の料亭『日影茶屋』が監修した茶寮で、訪れる人々に静かな空間での茶のひとときを提供しています。
鶴岡八幡宮の歴史
年間で約2,000万人が訪れる古都・鎌倉。特に知名度の高い「鶴岡八幡宮」は、文政11年に江戸幕府の将軍徳川家斉によって造営された本殿が特徴的で、国の重要文化財としての地位も持ちます。境内では四季折々の祭事が行われ、多くの観光客が訪れます。
“風の杜” の魅力
『風の杜』は、鶴岡八幡宮のすぐそばにあり、参道の賑わいから一歩離れた、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができる素敵な茶寮です。店内からは源平池の美しい眺望を楽しめ、春には桜、夏には蓮、秋には紅葉と、日本の自然を感じられる特別な場所です。
名物料理「鯛茶漬け」
『日影茶屋』の名物でもある「鯛茶漬け」は、脂の乗った真鯛を自家製の胡麻だれで漬け込み、ふっくらとしたご飯と共に提供されます。鯛茶漬け膳は2,000円(税込)で、鯛の食感や胡麻の香りを存分に堪能できます。鯛を楽しんだ後は温かいほうじ茶をかけて、さらに美味しさを引き立てます。夏季には冷たいほうじ茶も選べるため、暑い日にもぴったりです。
夏季限定「冷汁」の登場
7月18日からは、夏の新メニュー「冷汁」が提供されます。この料理は、九州産の麦味噌や焼いた鯛を使ったひんやりとしたスープの中に、鎌倉近海で獲れた新鮮な地魚を加えた一品で、暑さをしのぐのに最適です。冷汁膳は2,000円(税込)で、8月はもちろん9月中旬までの期間限定メニューとなっています。
こだわりの甘味
和モダン茶寮『風の杜』では、甘味も大きな魅力です。伝統的な甘味だけでなく、『風の杜』のオリジナルのかき氷(いちごや抹茶)も味わえます。特に、丹波篠山産の黒豆を使用した「黒豆かん」や、冷やし氷ぜんざいなど、見た目も美しい甘味が提供されています。
四季折々の体験
この『風の杜』での食事は、単に料理を楽しむだけではありません。季節の移り変わりを感じながら、友人や家族とともに、あるいは一人で静かな時間を過ごすことができます。四季折々の風景を楽しみながら、本格的な和の味を堪能することができる場所として、多くの人に愛されています。
古都・鎌倉での観光の合間に、ぜひ『風の杜』で心温まる食の体験をしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 店名: 風の杜 (カゼノモリ)
- - 場所: 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 鶴岡八幡宮内
- - 営業時間: 10:30~17:00
- - 定休日: なし
- - 電話番号: 0467-61-3106
- - 席数: 54席(個室1室あり)