ジェネシス・ジャパンとKDDI、国内初クラウド型コンタクトセンター・ソリューション提供開始

ジェネシス・ジャパンとKDDI、国内初のクラウド型コンタクトセンター・ソリューションで提携

ジェネシス・ジャパン株式会社とKDDI株式会社は、国内で初めてとなるクラウド型コンタクトセンター・ソリューションの提供で協業すると発表しました。このサービスは、KDDIの通信・電話回線とジェネシスのプラットフォームを統合することで、顧客企業はコンタクトセンターに必要な機能をワンストップで利用できるようになります。

クラウド化が進むコンタクトセンター

近年、コンタクトセンターのシステムは、従来のオンプレミス型からクラウド型への移行が進んでいます。その背景には、IT資産の削減、コスト低減、システム導入時間の短縮、柔軟なマルチサイト展開、BCP対策強化などがあります。リックテレコム社の「コールセンター白書」によると、クラウドサービスの導入または検討を済ませた企業は、調査対象の約3割にも上ります。

ジェネシスとKDDIの協業によるメリット

この提携によって、KDDIは、自社の通信インフラとジェネシスのプラットフォームを組み合わせた、包括的なクラウド型コンタクトセンター・ソリューションを提供可能になります。顧客企業は、インバウンド対応のルーティングやレポーティング機能に加え、将来的にはEメール、ソーシャルメディア、バックオフィス業務連携など、幅広い機能を利用できるようになります。

ジェネシス・ジャパンの和智英樹社長は、この協業によって顧客企業に柔軟性とコスト効率の高いソリューションを提供できるとコメントしています。オンプレミスとクラウドのメリットを比較検討し、企業戦略に最適なシステム導入を支援します。

ジェネシス社のソリューション

ジェネシスは、世界中で2000社以上の企業にカスタマーサービスとコンタクトセンター向けのソフトウェアとサービスを提供するリーディングカンパニーです。顧客体験向上に注力し、社員、データ、顧客チャネルを最大限に活用した顧客とのコミュニケーションソリューションを提供しています。日々のコンタクトセンター業務をサポートし、効率的なカスタマーサービスを実現します。