カオナビとmanebiがAPI連携を開始
株式会社カオナビと株式会社manebiは、業務提携により新たなAPI連携を開始しました。この連携により、両社のプラットフォームが一体となって、企業の人材開発と管理が大きく進化します。
一元管理で効率化を実現
カオナビが提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」と、manebiが運営する人材開発プラットフォーム「manebi」。このAPI連携により、現在の従業員情報がmanebiへ自動的に連携されることになります。企業は、入退社や組織変更時に手動で情報を入力・更新する必要がなくなり、効率的な情報管理が可能になります。
さらに、manebi上に蓄積されたeラーニングや研修の受講履歴も、カオナビで一元的に管理できるようになります。このことにより、企業は従業員のスキルや評価に基づいて、個別最適な学習の実施が促進されます。
パーソナライズされた学びの重要性
現代のビジネス環境は急速に変化しており、従業員各自が常にスキルや知識をアップデートしていくことが求められています。特に人的資本経営が重要視される中、個々の能力を最大限に引き出すためには、パーソナライズされた学びが不可欠です。
manebiは、6,300以上のeラーニング教材を用意しており、企業の必要に応じてAIによるカリキュラム設計を行っています。これにより、企業は従業員に最適な教育プログラムを簡単に構築できます。API連携によって、個々の学びや成長をより一層サポートする環境が整います。
企業戦略と人材育成の融合
カオナビは、社員の個性や才能を引き出すタレントマネジメントシステムを提供しています。具体的には、社員の顔や名前、経験、評価、スキルといった多様な情報を可視化し、最適な人材配置を実現しています。この連携により、人的資本経営の実現がさらに加速します。
また、manebiの人材開発プラットフォームは、集合研修やナレッジ共有の機能も備えているため、企業はより効率的に人材育成を行うことが可能です。今後は、カオナビとmanebiのデータが連携することで、企業は自社の人事データを活用して、戦略的な人材活用が実現できるでしょう。
まとめ
今回の連携によって、企業の人材開発が一層進化し、従業員一人ひとりが自分のスキルを最大限に発揮できる環境が整います。人的資本経営の時代において、カオナビとmanebiの集約的なデータ活用がどのように顕著な効果を上げていくのかが期待されます。この連携は、今後の人材管理や教育の在り方に大きな影響を与えることでしょう。