バイオカンファレンス2016の成功に沸いた大阪
2016年9月11日、
大阪バイオメディカル専門学校による「バイオカンファレンス2016」が、味覚糖UHA館の9階UHAホールで開催されました。朝10時からスタートしたこのイベントには、バイオを学ぶ学生や講師、本校の関係者に加え、高校生や教育関係者、さらには企業の方々も多数参加し、会場は熱気に包まれました。
多彩な研究成果が発表される
発表会では、合計9つのグループからさまざまな研究成果が紹介されました。内容は多岐にわたり、例えば「高性能アミノ酸分析機Shimadzu Prominenceを用いたフルーツのアミノ酸分析」や「PCR法を用いたALDH2遺伝子型の決定」、「細胞培養における血清のロットチェック」、「病理標本の作製」といった専門的な研究が行われました。
参加者たちのプレゼンテーションは非常に高いレベルで、会場には感嘆の声が上がる場面も見受けられました。発表後には参加者全員が一同に集まるパーティが催され、交流を深める貴重な機会ともなりました。
学科長賞に輝いた最優秀グループ
発表の締めくくりとして、特に優れた成果を上げたグループには賞が授与されました。最優秀グループには、「フルーツのアミノ酸分析」を発表した島本七虹さん、鈴木菜央さん、武内勇樹さんのチームが選ばれ、称賛の拍手を浴びて見事に表彰されました。さらに、彼らは2016年10月1日に行われる全国工業専門学校協会主催の成果発表会に参加することがサプライズ発表され、他の参加者からも拍手が沸き起こりました。
高校生からの感想と意義
参加した高校生代表による挨拶では、発表内容が高度で難解な部分もあったものの、「将来の自分の目標を見定める良い機会になった」との感想が伝えられました。この言葉からは、参加者が一人ひとり真剣に自らの将来を考える姿勢が見て取れました。
確かな教育で未来を見据える
大阪バイオメディカル専門学校は、今後も理系人材育成のためのイベントを定期的に開催する予定です。学校は2004年に開校以来、「生きる」を支えるプロを育成することをモットーに、バイオ業界や医療・福祉関連の職業教育に力を入れています。バイオ技術者、細胞培養士、臨床検査技術者など、多様な分野での専門家を目指す学生たちの未来に期待がかかります。
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大阪バイオメディカル専門学校