教育現場改革を推進する連携
教育現場での業務効率化を目指す株式会社EDUCOMは、統合型校務支援システム「C4th」と、教育現場向けの連絡システム「すぐーる」との連携を発表しました。この連携は2025年8月から始まり、特に欠席連絡とアカウント情報の管理を一元化することで、教職員の校務負担を軽減することが期待されています。
連携の背景
文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」のもと、学校や教育委員会におけるデジタル化が求められています。この中で、教職員と保護者間の連絡を効率化することは重要な課題です。生徒の欠席や遅刻、早退の情報をクラウドサービスを通じて集約することで、電話や紙の連絡ノートに代わる利便性が高まります。これにより、忙しい朝の時間帯でも迅速かつ正確に情報を伝達できる環境を構築することが可能となり、保護者の満足度向上が見込まれます。
この度の統合型校務支援システムのシェア№1の「C4th」と、教育現場向け連絡システムとして高いシェアを誇る「すぐーる」が連携を開始することで、ますます多くの教職員にとっての働き方改革を支援するのです。
具体的な連携内容
連携が開始されると、「すぐーる」に送信された欠席情報が自動的に「C4th」に転送されます。また、双方のシステムに登録されている児童生徒および教職員のアカウント情報も連携されるため、手動での情報入力が不要となります。このようにシステム間の情報共有が進むことで、現場の負担軽減を実現し、業務の効率化が図られることになります。
連携を希望する学校は、EDUCOMの担当者に連絡するか、お問い合わせフォームを通じて設定を依頼する必要があります。
今後の展望
EDUCOMは、今後も他の教育システムとの連携を強化し、教育現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を一層進めていくことを目指しています。「C4th」は、教育現場での日常業務の改善のみならず、将来的な教育のあり方にも示唆を与えるシステムとして期待されています。
「C4th」とは
「C4th」は、EDUCOMが開発した統合型校務支援システムです。このシステムは、クラウド及びオンプレミスの両方で提供され、全国約500の自治体で10,000以上の小中学校に導入されています。現場の効率化を推進するため、成績処理や出欠確認、保健管理など、幅広い校務に対応しています。
詳細は
EDUCOMの公式サイトを参照してください。
「すぐーる」とは
「すぐーる」は、学校・家庭・地域を繋げることを目指し、教職員の働き方改革を支援する連絡システムです。教育現場での各種連絡業務を集約することで、教師や保護者の負担を減らし、地域協力者との連携を促進します。詳しくは
公式サイトをご確認ください。
EDUCOMについて
EDUCOMは1989年に設立され、教育用コンピュータ事業を展開しています。現在では、全国の約600自治体、11,000の小中学校に対して、校務支援システムや情報発信ツールなどを提供しています。これからも教職員の働き方改革と教育活動の高度化に向けて、様々な取り組みを続けていきます。
会社情報やお問い合わせについては、
EDUCOMの公式サイトまで。