2024年の12月25日、京都精華大学は新しい風を迎え入れました。その日、理事会においてマンガ学部の教員である吉村和真氏が新理事長に選任され、任期は2024年12月25日から2028年12月24日までの4年間となります。吉村氏の就任は、大学にとって新しいスタートを切る重要な出来事であり、学びの環境をさらに向上させ、ガバナンスの強化に注力する姿勢が期待されています。
吉村和真氏は1971年生まれの福岡県出身で、熊本大学文学部を卒業後、大学院でも学びを続けました。2006年に京都精華大学のマンガ学部専任教員として採用されて以来、教務主任や国際マンガ研究センター長、マンガ学部長を経て、2020年には専務理事に就任。吉村氏はその豊富な経歴を活かし、今後の大学運営を支えていくことになります。
京都精華大学は、1968年に設立された教育機関で、常に新しい学問を切り拓く姿勢を持ち続けています。特に2006年には日本で初めてマンガ学部を設置し、現在も国際文化学部やメディア表現学部、芸術学部、デザイン学部とともに、独自の教育カリキュラムを展開しています。2026年4月には、国際文化学部が人文学部に名称変更されるなど、さらなる進化を目指しています。
新しい体制のもと、吉村氏は学生の学びを支えるための環境整備やキャンパスの活性化に取り組むとともに、ガバナンスの強化に向けた施策も進めていくことが約束されています。吉村氏のリーダーシップの下、京都精華大学は新たな歴史を刻む準備を進めているのです。学校法人京都精華大学は、今後の変革に対し、多くの支援を期待しており、吉村氏が示す新たなビジョンに注目が集まります。
新理事長就任を祝し、これからの京都精華大学の成長と発展を心より願っています。