NIJINアカデミーとマレーシアの公立小学校の姉妹校提携について
2023年9月、不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が、マレーシアのプドュ第1小学校(SK(P) PUDU SATU)と姉妹校提携を結んだことを発表しました。
この提携は、日本全国から通う不登校の小中学生とマレーシアの学生たちが交流することで、異なる文化や価値観を学び、多様性に触れることを目的としています。NIJINの代表、星野達郎氏が同行した現地訪問を経て実現したこの連携は、国際的な視野を広げる良い機会となるでしょう。
相互交流の実施
提携が発表された後、2023年6月にはプドュ第1小学校の生徒約100名がNIJINアカデミーのメタバース校舎に招かれ、交流会が行われました。この取り組みでは、エクササイズを通じて一緒に活動を行い、英語でのコミュニケーションを図る中で、マレーシアの学生たちとの絆を深めました。このような活動は、参加する学生たちが日頃の英語学習の成果を実践する場にもなりました。
今後の展望
今後も両校はオンラインでの国際交流を定期的に行う予定であり、持続的な関係を築くことで双方の子どもたちがより豊かな経験を得られるように考えています。この交流を通じて、NIJINアカデミーの生徒たちは自己表現やコミュニケーション能力を磨くことが期待され、異文化理解を深めることができるでしょう。
NIJINアカデミーの教育理念
NIJINアカデミーは、2023年9月に開校した不登校の小中学生向けのオルタナティブスクールで、多様な教育手法を取り入れています。全国30以上の都道府県から150名以上の生徒が参加し、「多層的な心理的安全性」、「一流教師による対話的な授業」、そして「子ども主体のプロジェクト」という3つの柱を基にしたカリキュラムを展開しています。
生徒の約90%以上が在籍校からの出席認定を取得し、学校に行けないということに対して劣等感や罪悪感を抱くことなく、希望を持てる未来を築くことを目指しています。学校に代わる新しい学びの選択肢として、NIJINアカデミーは非常に意義のある存在です。
会社概要
株式会社NIJINは「教育から国を照らす」という理念のもと、取り組んでいます。教育課題に対する解決策をますます広げ、2022年4月に設立されて以来、さまざまな教育問題に対処する11の仕組みを展開しています。小学校教師でもある星野達郎代表の指導のもと、不登校や教員不足、学校の在り方について積極的に解決していく姿勢は、多くの人々に希望を与えています。NIJINアカデミーを通じて、より多くの子どもたちが自分らしい未来を見つけられることを願っています。