経理AIエージェントTOKIUMが新リース会計基準に関する調査を実施
株式会社TOKIUM(東京都中央区、代表取締役:黒﨑 賢一)は、全国の経理・財務担当者1,100名を対象に、新リース会計基準に関する実態調査を行いました。この調査は、企業が新基準にどのように対応すべきか、また、AIエージェントの導入に対する期待を検証するものでした。
調査の概要
1. 調査の目的と方法
調査は2025年7月16日から7月17日までの期間にインターネットを通じて行われ、有効回答数は1,100人に達しました。対象は全国の経理・財務担当者であり、リース会計に関する認識や実態を探ることが目的でした。
2. リースの識別に関する認識と実態
調査結果によると、経理・財務担当者の89%が「企業会計基準委員会が定める内容に基づいて正しくリースを識別できる」と回答しました。しかし、実際のリース識別に関するテストでは、正答率が48.2%にとどまり、自己認識と実際の知識に大きな乖離があることが示されました。この結果は、リース識別の難しさが今後も重要な課題であることを示唆しています。
3. 新基準適用後の不安要素
調査では、75.5%の経理・財務担当者が新リース会計基準の適用開始後に不安を感じていると回答しました。主な不安要素としては、「社内ルールの構築」が59.8%で最も多く、次いで「業務量の増加」(47.8%)や「専門知識を持つ人材の不足・業務の属人化」(43.3%)が挙げられました。特に専門知識不足や業務の属人化は、実務における大きな問題であることが強調されています。
4. AIエージェントへの期待
調査に参加した経理・財務担当者の82.7%が、AIエージェントの導入により自社の新リース会計基準への対応が進むと期待しています。また、67.6%が契約書管理システムの導入を予定しており、特に「リースの識別機能」や「リース資産管理システムとの連携」を重視しています。これにより、業務負担の軽減や効率化が期待されています。
まとめ
今回の調査から、経理・財務担当者のリース識別に対する自己認識と実態の乖離が浮き彫りとなりました。新基準に対する不安を抱える中で、AIエージェントへの期待が高まっており、その導入が今後の業務運営に大きく貢献することが期待されます。
経理AIエージェント「TOKIUM」の紹介
TOKIUMは、AIとプロスタッフの連携で経理業務の自動化を進めるサービスです。10年以上の実績を持ち、中小企業のデジタル労働力を支援しています。詳しくは
こちらをご覧ください。
株式会社TOKIUMについて
- - 設立:2012年6月26日
- - 代表取締役:黒﨑 賢一
- - 所在地:東京都中央区銀座6丁目18-2野村不動産銀座ビル12階
- - 資本金:100百万円
- - 事業内容:経費精算・請求書管理の経理AIエージェント提供。詳しくはこちらをご覧ください。